名プロデューサーLionel Jobがプロデュースを勤めるとともにマネージメントまでも手がけていたグループ。歴史は古く70年代前半からLycindianaというグループ名で活動しており、MotownやAll Platinumなどでバックバンドを演っていたようである。
その後、Lionel Jobに見いだされ、Chocolate Cityからデビューアルバムを発表する。卓越した演奏力とRENEE DIGGSの力強いボーカルで聴かせてくれる。
一時、Boardwalkへ移籍するも倒産によってELEKTRAへ。結果的にボーカルを前面に出すことで商業的な成功をおさめる。このころには打ち込み中心となるが、メンバー縮小すること無く、潔く90年に解散してしまった。
ALBUM
1. STARPOINT ☆☆☆☆
1980年。ファンクからスローまで、非常にバランスのとれた名盤。
2. KEEP ON IT ☆☆☆
1981年。スローが多めではあるが、ファンクは切れ味が鋭くなっている。
3. WANTING YOU ☆☆☆☆☆
1981年。ファンクが冴えまくる最高傑作。A1A2は最高。
4. ALL NIGHT LONG ☆☆☆☆
1982年。前作にも負けないファンクが聴けます。
5. IT'S SO DELICIOUS ☆☆☆☆
1983年。RENEE DIGGSを前面にフューチャーするものの、ファンクもなかなか良い。
1984年。レゲーの曲もあったり散漫な作りの印象。時代的に打ち込みの音の比率が多くなってきている。
7. RESTLESS ☆☆☆
1985年。始めて外部にプロデュースを以来した作品。それが甲をそうしたのか大ヒットに・・・。
1987年。音が完全に80年代中期の音になっていていまいち。バラード中心。
1988年。前作とは打って変わってまずまずの内容。Go-Goっぽい曲もあり。
10.HAVE YOU GOT WHAT IT TAKES ☆
1990年。Teddy Rileyのプロデュースに迎えているが、正直いって成功しているとは言いがたい。

11. LIVE ☆☆☆ 彼らの唯一と思われる貴重なライブ音源(彼らの公式ホームページから購入。(残念ながら今は閉鎖))。1980年代後半の頃のライブと思われるが、RENEE DIGGSの生き生きしたボーカルを中心に内容は悪くない。