久々のこのコーナー復活である。年度の後半になると出張が多くなってくるので、また、全国各地のレコード店やら愛すべきFunkateerをご紹介していたいと思っていますのできますので、よろしくお願いします。

今回は、大阪出張なのですが、わが仕事場の後輩が、今、三重の津にいるということで、前日の日曜日にそちらに泊まることに。その後輩が、昼間用事があるそうなので、それまでの時間、私は名古屋につい先ごろオープンした「B.T.cafe」さんに立ち寄ることとした。
このB.T.Cafeのオーナーは、ジョージさんという相当年期が入ったSOUL MANで、私の不得意分野であるSOULについては全く太刀打ち出来ない(する気もないが・・・)。
以前より、ジョージさんのホームページである Soulful Night(このページは、SOULへの愛情がひしひしと感じられるページとなっているのでご覧ください。)とは相互リンクをしており、この8月22日かねてより念願だったというお店をオープンするという連絡をいただいた。この勇気ある挑戦にエールを送りたくなり、遊びにいくこととした。
名古屋には予定より早く到着したので、栄に立ち寄ることとしたところが、地下鉄の出口を間違えてしまい方向がよく判らない…。いままで、3回来ているので大丈夫とタカをくくっていたが、完全に失敗してしまった。
(教訓:みなさん、やっぱり地図は必需品ですよ!)
まあ、時間もあるのでブラブラしていると、ようやく、Parco発見。そこでたまたま、中古レコード市をやっていたので物色。
珍しいものもあったが、価格が高めの設定だったので、次の2枚だけ購入。
1. Eric Robinson / Walk In The Light ¥880
2. The Live Band / Oh , How I Love You ¥800
1は、単なるジャケ買い。タイトル曲は、微妙なグルーブがなかなかいかしているFUNKであったが、そのほかは、インスト中心のフュージョン系。ちょっとがっかりであったがこの値段なので損はしていないかなといった程度。2は、秀逸アルバムを残している超B級バンドのそのアルバムからのシングルカット。いままでみたことがなかったので即買い。内容は、AB両面スローという私にはイマイチの内容。(でも珍しい)
時間も過ぎてきたので、今日のメインイベントのいりなか駅へ。地下鉄鶴前線でちょっと中心街から離れたところにあるようだ。いりなか駅に到着し、改札を出たところの地図とPDAに入れた地図データを確認し、地上へ出る。(教訓:見知らぬ土地に行くには、やはりこの確認が重要である。)
大きめの幹線道路が通っており、住宅街といった風景であった。場所はその通り沿いにあり、非常に分かりやすかった。(古本屋のBOOK OFFの方向へ歩いて2、3分)
内に入ると、ジョージさんは留守で、奥さんが対応してくれた。奥さんも私のページを見てくれていたようで話は早かった。「ジョージさんは?」と尋ねると「レコード祭りに行っている」とのこと「実は、私もそこ行ってきたんです」と答える。開店したばかりのお店を空けるなんてとも思ったが、私も、レコードが並んでいるとチェックしなくては、気がすまない性分なので、やはり同じ人種のようである(笑)。おなかも空いてきたのでスパゲッティーを食べながら待っていたがなかなか戻らない。
そうこうしていると、キッチンで料理をしてくれた人が、私のBOOTSY Tシャツをみて笑いながら話しかけてきてくれた。彼は、ジョージさんの後輩で相当ジョージさんに黒人音楽をたたきこまれたそうで、Bootsyの大ファンであった。しばし3人で名古屋の音楽事情等談笑していたが、津で待っている後輩との約束時間も迫り、ジョージさんとあえずじまいで帰ることなってしまった。帰り際に驚くものを発見。
なんと、JBのフィギュアーを発見(かなり若い頃。右写真)。欲しいな~といったら。奥さんが、近くの雑貨屋さんに置いてるよと教えてくれた。そこで、ちょっと覗いてみることにし。B.T.cafeをあとにした。

歩いて30秒位のところに有りました。お店は「ZAC PAC」という名前で、カラフルな作りで、非常にわくわくしながら店内を物色。ちょうど、下北沢にある雑貨屋さんにもたまに行くのですが、こういう店は宝探しっぽい感覚があって非常に好きなのでした。時間が無かったので、さっと店内を回ったあと、レジ前のショーケースで目的のJB発見。迷わず、購入。
そうすると、店長さんが、私に声をかけてきた「どうしたんですかそのTシャツ?」。私は自慢げに来日時のときに買ったことを説明。その後、お話しを少しさせていただいたのですが、私の只者ではない格好に店内に入ってきたときからチェックされていたようである。(そうだよな、あのTシャツ来て、街中歩いている人って、日本では俺くらいだもんな~)。
ネット関連で初めてお会いする人とは、すぐ分かるようP-FUNK関係の帽子とかTシャツとかを良く着て受けがいいのだが、知らない人から、突然声を掛けられるというのは初めてだったのですごく嬉しかった。それにしても、この街は、ファンク度が高すぎると思いません?皆さん。だって、半径50メートル以内に私のTシャツに反応する人が4人もいるなんて…。やはり、名古屋はFUNKY TOWNだね。また、遊びに来ること約束して買い物終了。
JBフュギュアーを買った報告にB.T.cafeに戻るとちょうどジョージさんが戻ってきたところでした。少し、お話しさせていただいていたのですが、どうにも、時間がなく、(この時点でもう30分予定より遅れていた)
後ろ髪引かれながらもまた、来ることを約束して店を出た。
はっきり言って今回は時間が限られていたので今度は夜にゆっくり尋ねたいです。
ランチタイムから夜中までやっていて、店内も奇麗なので、気軽に入店出来ると思うので、お近くにお住まいのかたは、絶対に行ってみることをお薦めします。(お近くでなくとも、行ってみる価値あるよ。)
この旅を続けて、何度も言っていることだが、やはりFUNKを好きな人に悪い人はいない。