2013/1/30 METERS EXPERIENCE LIVE IN BILLBOARD TOKYO

 先日のZAPPの余韻も冷めていない状態ですが、METERS EXPERIENCE のライブです。

 METERSといえば、ニューオリンズファンクの雄としてあまりにも有名ですが、実は私、あまり積極的に聴いていないグループなのです。あの独特のリズムはもちろん大好きなのですが、のめり込むまではいかないんです。

 こんな私が、なぜこのライブに行くかというと、BERNIE WORRELLとFRED WESLEYが参加するというからです。BERNIEは、一昨年のBOOTSYで観ていますが、FREDはもう15年ほど生で観ていないので、絶対に観たいとチケットを予約したのでした。(先月の大阪モノレールとのジョイントで来日しているというのを知らずに見逃してしまいました。)

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 当日、会社にお休みおいただき、HPのリニューアルを行ったりして時間をつぶし、中央線の事故により、予定変更をして早めに会場のビルボード東京入り。

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 今回は、気合いの予約番号3番。

 真っ正面の一番前という最高(?)の席を確保。

 しばらくして、開演時間になるとP−FUNKの2名を除いたメンバー4人のメンバーが出てきて、演奏を開始。

 ジャムバンドっぽい感じで演奏を繰り広げる。特にオリジナルメンバーでギターのLEO NOCENTELLIはバリバリ弾きまくっておりました。(私の席では、ギターアンプの直撃を受けておりました。)

 3曲目には、ようやく私の知っている曲、FIRE ON THE BAYOU。続いて、最大の有名曲 CISSY STRUT。盛り上がるかと思いきやでここまできても、立ち上って踊っている人は私を含め数名・・・。

 そして、ついに待ってました私のお目当ての2名の登場。

 いきなり、FREDがマイクを持ち、「パス・ザ・ピース」のかけ声からJB’Sの PASS THE PEAS へ。一気に会場が盛り上がるかと思いきや立っている人は変わらず若干名増えた程度・・・。

 次の曲は、HOUSE PARTY 。FREDのトロンボーンは残念ながら、ギターアンプの直撃のせいでほとんど聴こえなくちょっと残念でした。

 ここからは、BERNIEの独壇場、RED HOT MAMAからキーボードソロをはさみWE WANT THE FUNK。やっぱりBERNIEは凄いですの一言です。

 最後の曲は、METERSの HEY POCKY A-WAY。

 曲の途中で、LEOが私を指差し「MADMAN!」とお褒めの言葉をいただいたり、LEOがリフの部分でマイクを向けてきたのですが、他のお客さんが全く歌えなかったため、ほとんど私がマイクに向かって歌ってました。(多分、32小節くらいは私が歌ってました。)


 演奏が終わり、メンバーが前に出てきたときに、BERNIEが私のTシャツを見つけてくれて大笑いしてくれたのがうれしかったです(そのTシャツBERNIEの少年時代の画像がプリントされているのでした。画像は、こちら)。また、背中合わせに座っていた女性が、BERNIEのバブルヘッド人形を持ってきており、それにも笑っていました。(正直、初めて見ました。これ欲しいっす。)

 全体的には、気合いの入ったいい演奏でしたが、私の感想としては、ドラムがイマイチしっくりはまっていなかったですね。STANTON MOOREも悪くはないですが、グルーブ感はやはり黒人ドラマーにはかなわないということなのでしょうか。(数日後、テレビで鑑賞したMACEOのライブでは、ドラムがMELVIN PARKERの息子 MARCUS PARKERが凄くかっこいいドラムングをしていて正直そちらの方がよかったです。(STANTON ファンの皆さんすみません。))

 ということもありイマイチ盛り上がれなかったというのが本音なのですが、ライブ終了後に全然知らないお客さんから「凄く盛り上がってましたね。」と挨拶をされてしまいました。(このような挨拶はこれで3度目ですが・・・。)


本日の収穫はこちらです。(ネックレスは、妻がLEOからいただいたものです。)

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