まず羽田から飛行機に乗って稚内へ。
初めて踏む北海道の地。
北海道で最初に訪れた観光地がいきなり
日本最北端の地とは……。海の向こうに
ボンヤリとサハリンが見える。
日本最北端の道路標識(たぶん……)。
日本最北端のたこ焼き屋。
たこが大きめでなかなかおいしかった。
ホテルではたこしゃぶも食べた。

上記の店で買ったたこ焼き。

日本最北端の線路。稚内駅から一駅だけ
列車にも乗ってみた。
鉄ちゃんなら一度はここへ行かないと……。
えっ、私?私は鉄ちゃんじゃないよ。ホント。
稚内港からフェリーに乗っていよいよ出発。
桟橋の入口にあるのが税関の建物。
出国スタンプはもちろん「稚内」。
う〜ん、これは貴重だ。
いよいよコルサコフ(旧大泊)港へ。
日本時代に敷設された桟橋に続く線路が
見える。
もしかしたらここは撮影禁止だったかも?
ユジノサハリンスク(旧豊原)にある 
日本統治時代に神社のあった場所。
今は石段しか残っていない。  
   
かつて神社のあった場所。
湧き水がわいている。
ユジノサハリンスクにあるロシア正教会。
イコンが並ぶ。
ロシア正教会入り口。
事故で亡くなったばかりのサハリン州知事のために
花が供えられている。
かつての樺太庁博物館。
現在はサハリン州立郷土博物館。
博物館内に展示されている旧日露国境の標石。
右が本物で、左がレプリカ。
旧拓殖銀行。
今は州立美術館になっているので
内部を見ることが出来る。
ユジノサハリンスクの市場。
意外と野菜や果物は豊富。
ウォッカではなく、
さすがに夏はビールが主役。
けっこう種類は多くおいしい。
また、ホテルの部屋は網戸がないので、
夏は蚊取り線香を持っていくとよいかも。

ロシア風餃子(ペリメニ)。
なかなかおいしいけど餃子っていう
イメージじゃないよね。
ユジノサハリンスク(旧豊原)の駅前広場。
左のちょっとハデ目な建物はコンビニ。
ビールやちょっとした食べ物を売っている。

続きは近日中にアップします。お楽しみに!

サ ハ リ ン ( 旧 樺 太 ) 旅 行 記    さいはての島へ

 2003年9月、サハリン(旧樺太)へ行った。
 同じ船に乗った老人に「あなたのようなお若い方が、なぜサハリンへ行くんですか?」と聞かれた。
なぜ?なぜだろう?日本統治時代に作られた、寂れた工場や神社や鉄道の線路の跡を見たかったから……。日本製の蒸気機関車に乗りたかったから……。宮沢賢治が訪れた場所に行ってみたかったから……。どれも本当ではあるものの、その老人の前では空々しく聞こえる。いまや、数時間であっという間に行けるサハリン。長いつらい歴史を背負ったこの島に、日本最北端の町から船に乗って旅立った。