PART0 登場人物紹介
主役の4人

エーゲ海、クシャダスでボートをチャーター(?)して
桃太郎 (写真 右から2人目)
メンバーの中で唯一の海外旅行経験者。以前、シンガポールのチャンギ国際空港で手荷物検査にひっかかり、奥に連れていかれて検査されたという前科者。豊富な経験を基に皆を引っ張るが、パムッカレで病に伏しケツに注射を浴びる。また、同じ鍋敷きを二枚お土産に買うほど鍋敷きが好き。英語は気合いで通じさせる。なかなか商才にたけており、トルコ人相手に思いっきり負けさせてMはハラハラもんだった。遠くシンガポールからも彼女への電話を欠かさないマメ男。8年前マレーシアからボートピープルとして岡山に流れつき、現在に至っている。
仏ディー(ブッディ−) (写真
左から2人目)
キャプテン。歴史、地理などの知識が豊富で、ガイド役もこなす。トルコ語は堪能で現地の人にたいそう喜ばれたが、不思議な英語で外人を困惑させる。押しの弱さは一級品で、ローマ時代のコイン、パイナップルジュースなど、数々の不要品を手にいれる。また、グランドバザールで高価な箱を買う。大学時代からハコに縁の深い男である。
KAPPADOKIA ではガイドの兄ちゃんに「イロオトコ」とよばれる。
ハム男 (写真 左端)
コミュニケーションは文章ではなく、単語で行なう。水が欲しい時は「あー、ウォーター」,トイレに行きたい時は「あー、トイレ」。後半からは風邪気味で本来の力が発揮できず、文章で話すようになる。セルチュークで二つに分裂する(詳しくは本文中で)。当初は万一のときの用心棒としてメンバーに加えた、などと冗談混じりに言われていたが、実際に、我々の出発の1月程前に現地で日本人が誘拐されるという事件が起きた(結局、無事解放)。そこでハム男以外の3人の間では、有事の際にはこの男に戦わせてそのスキに逃げるという取り決めが密かに結ばれていた。
M (写真 右端) 〜下記文章は仏ディーによる批評
メンバー中、唯1人の東京在住者。実は彼も幼い頃イギリスに在住していたという、いわば海外経験者なのであるが、そんな事は未塵も感じさせない生粋の日本人である。4人の中では一番英語に堪能である、というより(英語に限らず)一番普通に聞く、話すができると言ったほうが的を射ている。酔っ払ってしまったときが弱点であり、今回の旅でもパムッカレで、ビールで気持ち良くなっている間に大切なものを失う。

旅先の人々 ()内は出会った場所
(ISTANBUL)
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ALPARSAN AKBAYRAK アルパッサン |
イスタンブールに着いてHOTEL AYASOFYA
にチェックインした時紹介された絨毯屋。絨毯を売り付けようとする面があるが、日本語ができ、旅の相談などにものってくれ、不安いっぱいの我々の大きな力となってくれた。
数あるトルコ旅行記の中でも有名な、澁澤幸子著の「イスタンブール、時は緩やかに」(新潮文庫)にも登場する。当時はすらりとした好青年だったらしい。 |
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YILMAZ SAGOIQ ユルマズ |
良きにつけ悪しきにつけ、もっとも仲の良くなったトルコ人(写真中央、ちなみに後ろのガラスに写っているのは
iREM )。どこか抜けていてしまりが無い。親切なのだが変にテンションが高く気持ち悪い。ジモティーのくせに車にひかれそうになる。将来日本に上陸するつもりらしい。
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iREM イレム |
ALPARSANの娘。超かわいく仏ディーがフォーリンラブ。5歳。 |
(KAPPADOKYA)
アフメド、ムハマド、etc |
KAPPADOKYAのツアーガイド達。英語が堪能で歴史にも造詣が深く、また年が近いこともあって色々な話が聞けた。非常に親切に、丁寧に話してくれた。
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KAPPADOKYAツアーのメンバー |

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ジンギス 陽気な運転手。(下の写真
右端) |
VAN DEN TOORN FAMILY オランダ人一家 |
DAD(後列 左から2人目) でかい |
MOM(後列 左端)
おしゃべりで、積極的に話してくるママ |
RECK(後列 左から4人目) 13才。身長は175位ありそう。
コンピューターとサッカーが好きな優等生。 |
JASSECA (前列 右から2人目): 10才くらい。ツアーのムードメーカーの、
おてんばな女の子。 |
KORAYのにいちゃん
親切の仮面をかぶった商売人。 |
美人女医 ニコニコしながらケツに注射。スイカのようなオッパイが自慢。
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KERIM ケレム
サングラス泥棒の友達。言ってる事とやってる事が違う、典型的なトルコ人。 |
(SELCUK)
ユーゾーさん 自称加山雄三。激しく絨毯を売り付けようとするが、他の面では色々お世話になる。EYUP
HOTEL とグル。 |
EYUPのにいちゃん
高校生くらい。親切に接してくれる。 |
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AYSE アイシェ |
7才。にいちゃんの妹。超おてんばで、空手をたしなみ、仏ディーをぼこぼこにする。美人だがワキの下攻撃などする下品な面も。
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内山祐子さん、相原桂子さん、竹田知洋さん
旅先であった日本人。 |
(BURSA)
IPECTUのおっちゃん
ハマムの場所など教えてくれる。 |
謎のオランダ人 ハマムの近くまで車で送ってくれるが、どこか抜けている。トルコに家を買いに来たのだそうだ。 |
(ISTANBUL)
HASLAN AKBAYRAK ハッサン ALPARSLAN
の弟。兄と違って物静かな紳士。しかし、「飛行機に乗り遅れてもいいじゃない」などとのたまう、トルコ人らしいところもある。
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(ZURICH)
PEGGY KEK PECK GEE MILANO-ZURICH間の列車の中で同じコンパートメントになったシンガポール人。イタリアの語学留学中で、バカンスをスイスで過ごすそう。シンガポールの情報をたくさん教えてくれる。 |
