Books
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◎物語第1弾
「英国アンティーク夢譚」
佐々木ひとみ 著
KKベストセラーズ
アンティークを求め、
ゴーストとともにイギリスへ。
セカンドサイトを持つ主人公と、
語りたがるモノたちの4編の
不思議な物語。
時を旅し、人の手から手へとわたりながら
物語を紡いでいく――。
そんなアンティークをモチーフとする、
4つの不思議な物語。
主人公は、
アンティーク修行のためにイギリスへと
旅立ったコピーライター。
彼女のかたわらに寄り添うのは、
謎めいた美少年のゴースト。
セカンドサイト(第二の目)の
持ち主でもある主人公は、
語りたがるモノたちと出会い、
それぞれの物語に
巻き込まれながら旅を続ける。
◆
大好きなイギリスと、ずっと気になっていた
イギリスのアンティークをモチーフに、
私流の味付けをして
書き上げた初めての小説です。
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◎児童文学第1弾
「空色のともだち」
佐々木ひとみ 作
学研「話のびっくり箱 高学年」に収録
花見山ランドが閉園になると聞いて、
ぼくは古いともだちに
会いにやってきた……。
名前はピョンタ。空色のウサギだ。
5年生の健太には、
赤ん坊の頃からの付き合いのともだちがいる。
花見山ランドのマスコット、ぬいぐるみのピョンタだ。
ピョンタが大のお気に入りだった健太だが、
父親を亡くしてから、
なぜか素直に甘えられなくなっていた。
花見山ランド閉園の日の晩、
健太はピョンタに会いに行く。そして――。
◆
「児童文学を志す」と決めてから、
はじめて活字になった作品です。
挿絵は、“相棒”こと本郷けい子さん。
幸せなスタートを切ることができました。
これからも、
不思議で温かい物語を
紡いでゆきたいと思っています。
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◎児童文学第2弾
「さくら」
佐々木ひとみ 作
学研「話のびっくり箱 4年生下」に収録
ぼくにとどいた手紙は、
差出人の名前のない
不思議な手紙。
そして、
そこに入っていたのは……。
剛は、新しい街で母と二人きりの
生活をはじめたばかりの4年生。
転校先の学校で友だちもつくらずに
日々を過ごす剛のもとへ、
ある日、
差出人の名前のない手紙がとどく。
入っていたのは、
「さくら」と書かれた便箋と、白い花びら。
その日から剛は、
「さくら」の手紙のなぞときをはじめる。
◆
植物は何でも好きですが、
“桜”は、特に好きな
モチーフのひとつです。
この作品に登場させたのは、
雪の季節に花を咲かせる“冬桜”。
春に咲く桜ほど
華やかではないけれど、
儚さと凛々しさが漂う桜です。
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◎英国紀行本 第2弾
「ふだん歩きのイギリスノート」
大和書房
B&B、i、公共の交通機関を
上手に使って、
個人旅行を楽しもう。
私たち流『イギリスのんびり旅』の
つくりかた。
荷物は、
30リットルのバックパックひとつ。
移動は、歩き&公共の交通機関。
宿は、イギリス風民宿B&B。
頼るは、
i(ツーリスト・インフォメーション)のみ。
ときどき失敗もするけれど、
二人で歩けば大丈夫!
英語は話せないけど、
勘だけはいいコピーライターと、
おとぼけは尽きないけど、
ここ一番で頼りになるイラストレーターが、
歩いて見つけたイギリスの隠れた魅力と
旅のコツをご紹介します。
◆
“相棒”ことイラストレーターの
本郷けい子さんの
カラーイラストがたっぷり入った、
見て楽しめる本です。
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◎英国紀行本 第1弾
「イギリスを歩いてみれば」
KKベストセラーズ
コピーライターとイラストレーター。
お金はなくても暇だけは
売るほどある私たちの、
とんぴくりんイギリス旅行記。
どうせ旅をするならば、
生活の匂いがする
“素顔のイギリス”に出会いたい。
そんな思いで旅立ったのはいいけれど、
英語もろくに話せない
とんぴくりん(茨城弁で
おっちょこちょいのこと)な二人のこと。
何もかも
スムーズに運ぶはずもなく……。
◆
私と“相棒”ことイラストレーターの
本郷けい子さんが、
あせらず、急がず、てくてくと、
歩くはやさで見つけた
素顔のイギリスをご紹介します。
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◎佐々木ひとみ関連本
「星のアカバール」
ダイヤモンド社
オグ・マンディーノ著 バディ・ケイ著
牧野・M・美枝訳
あきらめないで。
信じれば、
きっと望みはかなうから。
奇跡と勇気、
そして生きる意味を伝える。
オグ・マンディーノの
最新刊。
ラップランドの
小さな村に生まれたトゥロは、
才能にあふれ
将来を期待されていた。
しかし、両親の死と、
みずからの事故により、
すべての希望を失ってしまう。
その冬は、まれにみる大雪で、
誰もが不安に包まれていた。
そんなとき、
トゥロは夢に導かれ、
広場で凧を揚げる。
そして、ひとつの奇跡を起こす。
◆
編集協力という形で
参加させていただきました。
長年の夢だった、
児童文学。果てしなく遠いその道の、
“はじめの一歩”です。
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◎共訳第1弾
「チェンジ!
ぼくたちのとりかえっこ大作戦」
ダイヤモンド社
アレックス・シアラー著
奥野節子・佐々木ひとみ訳
ぼくが得意なこと、
それは
「なんの役にも立たない」こと――。
かけがえのない
「自分」に気づいた少年の、
勇気と友情の物語。
誰からも必要とされていない
少年・ビルはある日、
偶然の出来事により、
世界でいちばん有名な少年・ベニーと
そっくりになってしまう。
ひょんなことから出会った二人は、
一日だけ入れかわることになる。
――それは、
史上最悪の大事件のはじまりだった。
◆
初の共訳本。訳された文章を
児童文学としても楽しめるよう
手を加えました。
訳している間にも、
ふき出したり、涙をぬぐったり……。
笑わせて笑わせて
最後にホロリとさせる、
アレックス・シアラーらしい作品です。
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◎佐々木ひとみ関連本
「すべてが奇跡に変わるとき」
ダイヤモンド社
マーク・フィッシャー著
奥野節子訳
夢は絶対に
あきらめてはいけない。
人生をかがやかせる方法、
そして勇気と希望を
教えてくれる
感動のストーリー。
かつてゴルファーとして
将来を期待されていたにもかかわらず、
今やすっかり希望を失っているロバート。
そんなロバートがある日、
交通事故を起こし、不思議な老人と出会う。
“大金持ち”と名乗る老人の教えを胸に、
病床の少年との約束を果たすため、
ロバートはついに夢への一歩をふみだした。
◆
編集協力という形で
参加させていただきました。
ゴルフをモチーフにしていますが、
老人の教えは人生そのものにも有効。
夢をあきらめないことの大切さを
痛感させられた本でした。
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◎共訳第2弾
「ぼくらは小さな逃亡者」
ダイヤモンド社
アレックス・シアラー著
奥野節子・佐々木ひとみ訳
どうしよう!
ぼくたち、ビルを
爆破しちゃった!?
大いなる
カン違いからはじまる、
少年たちの
「勇気」と「成長」の物語。
ちょっとしたイタズラのつもりで、
“爆弾花火”をビルに投げ込んだ
デーヴィとマイク。
すると、巨大なビルが大爆発!
逃げ出した二人は、
「かくまってあげる」と言う、
やさしそうな男女について行くが……。
本当の犯人は、
デーヴィとマイク? それとも――。
◆
日本でも大人気のイギリス人作家、
アレックス・シアラーの作品。
発想と展開の面白さは、さすがです。
イギリスの政治的背景や、
子どもたちの生活ぶり、
ウェールズ独特の風景が絶妙な
スパイスとなっています。
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◎共訳第3弾
「16歳
夢と奇跡のはじまりの場所」
ダイヤモンド社
マーク・フィッシャー著
池絵里子・佐々木ひとみ訳
夢を抱いたとき、
人生は動き出す!
世界的ベストセラー
「成功の掟」の著者、
マーク・フィッシャーの
自伝的小説。
「小説家になる」という夢を抱いた
少年の一年間を描いた作品。
夢を打ち明けて、
厳格な父親の猛反対にあったり、
美しい少女に恋をして、
舞い上がったり、傷ついたり。
未来への不安、危うい恋の行方、
思いがけない独立……。
とまどいと挫折の中で、
夢を追い続けた
マルクはついに――。
◆
著者は、全米ベストセラー
「成功の掟」のマーク・フィッシャー。
16歳の少年が、
病気や失恋、
親との対立を乗り越えて、
念願だった「小説家の道」を
歩きはじめるまでの物語です。
夢をあきらめない少年の
ひたむきさに、
胸が熱くなりました。