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2018年 5月2日(水)
セクハラとパワハラは表裏一体だと思う。
昔は女性が男性に対して使う言葉だと思っていたけれど最近はあまり関係ないようですね。

私だけかもしれないけれどセクハラ・パワハラは「自分が尊敬している相手」と起こりやすいと思う。
少なくとも私はそうでした。
尊敬している人の言う事は何でも受け入れたいと思う。
ほんの少しのキカッケで、その気持ちがお互いを歪ませてしまうのかも・・・

ピアノを始める随分前の話ですが、セクハラ・パワハラ問題でボロボロになった時期がありました。
自分と相手の名誉の為に書いておくと性的な関係とかそう言うことではありません。
逆においしい関係だったら自分も良い思いをするからよほど酷い捨てられ方でもしない限り、大人な対応で静かに終わると思う。


自分自身のパワハラ問題が終わりに近づいてきた頃に

「なぜ、今まで黙っていたのか?」
「なぜ言わなかったのか?」

と、よく聞かれたけれど目を閉じたまま

「言わなかったのではない、言えなかったんだ。」 と、心の中で叫んでいました。

が、言わなかった私も悪い。
今度はハッキリと言おう。

そんな思いで新しく仕事に就いた先は大企業でした。
大企業病・・・の事は置いといて、そこで思った事はなるべく相手に言うようにしました。

ある日、部長と言い合いになりました。
細かい事は忘れたけれど、意見を言っても言わなくてもクビになるんだから言う方が良いかなと思ったのを覚えています。

「みんなが部長の言う事を聞くのは あなたが部長だからですよ。 おべっかですよ。」

「部長が部長でなくなった時にどれくらいの人が味方してくれると思いますか?」

部長は怒りをあらわにしていました。
すぐクビになるだろうと思っていたら結果的に今までで一番長く契約してもらっていました。

強がっていた私も長期契約してもらったことで精神的に落ち着いたのか、その時にピアノを習い始めました。
(そこで知り合った人達とは今もピアノを通じてお付き合いがあります)

数年後、体調を崩して出社が難しくなってきた時も その部長が総務にかけあってくれました。
結局、回復せずに仕事を辞めましたが その後しばらく部長とは年賀状のやりとりなどありました。
良い関係だったかもしれないけれど、上司に対して自分の意見をハッキリ言うのは本当に疲れました。


人に何かを頼む時、頼む相手との関係を冷静に考えてみたらパワハラはなくなるかもしれません。

 ・上司と部下の関係ではないか?

 ・師弟関係ではないか?

 ・断り辛い状況に追い込んでいないか?

社会に出て、想像以上の酷さに落胆する事があると思う。

今、パワハラ・セクハラで悩んでいる人がいたら・・・私もその時は全くと言っていいほど動けなかったので適切な事は言えないけれど、仕事や今の立場が亡くなる事を恐れず、逃げるのが良いと思う。

何かを捨てると何かを得ることもあるし、逃げたっていいんじゃない?
状況を変えなかったらボロボロになって行くだけだし。

どうしても気が済まないなら録音するなり証拠を掴んで「攻撃」すれば良いと思います。
攻撃したら反撃があることも認識した上で。

****
そう言えば芸人の小藪千豊が面白い事を言っていました。

「"権力持ってる奴" と"ブ男" と"おっさん" は すぐセクハラ・パワハラって言われるから気をつけなアカン。

こう見えてもオレ、吉本で座長やってて それなりに権力持ってるし、ブ男でオッサンやし。

だからめっちゃ気をつけてるんですわ。」

思わず吹き出しました。
小藪 好きだぜーー

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