※写真をクリックすると、大きな写真が見られます。
右の写真は駅の入り口です。とても都心の駅とは思えない、暗く不気味な入り口です。
実際に昔、私が初めて行ったときは、駅の倉庫か何かの入り口と思って、
一旦外に出て看板を確認してしまいました。
左の写真はホームの駅名表示板です。下の方を見ると分かるのですが、
ホームの壁にはたくさんの落書きがあります。営業休止が決まってから増えたのか、
その前からあったのかは分かりませんが、悲しい事です。
右の写真は下りホームから上りホームを写したものです。この日は「光」と「音」
をテーマにしたインスタレーション(装置)が設置されており、
多少明るくなっていますが、それでも通常の駅に比べると暗いです。
本当に壁をくり抜いて、蛍光燈を吊るしただけ、という感じがするホームです。
左の写真は下りの時刻表です。最終電車は平日が18:01、休日が17:55です。
昼間には1時間に1本しかない時間帯があります。
駅には「電車の時刻にご注意下さい」という掲示がありました。
なお、ここにも落書きが見えますね。
右の写真は駅の切符です。駅では窓口で駅員さんから直接切符を買います。
廃止直前は、自動改札機を通れる薄い切符(駅には自動改札機はありません)でしたが、
昔は硬券でした。写真の切符は、1983年(昭和58年)に私が購入したものです。
なお余談ですが、博物館動物園〜日暮里駅間には、 昭和18年まで寛永寺坂という地下駅があったそうです。博物館動物園駅の営業休止により、 京成上野〜日暮里駅間にあった2駅が共に消えてしまいました。 その結果この区間が、京成上野〜京成津田沼間で最も長い駅間距離(2.1営業キロ) を有する事になりました。