JR相模線支線跡を訪ねて

JR相模線寒川〜西寒川間の支線は、相模線が電化される前の、 1984年に廃止となりました。私は1997年4月29日、その線路跡を辿ってきました。

※写真をクリックすると、大きな写真が見られます。



駅を降りて北に歩くと、現在の線路から西側に分岐する細長い空き地がありました。 それが下の左側の写真です。それを反対側から見たのが右側の写真です。 これは線路跡に間違いないだろうと思い、その延長線上を見てみると…


道を挟んだ反対側には、遊歩道が伸びていました。 線路跡は遊歩道として整備されていたのです。 遊歩道は少しずつ南側にカーブしながら続いていました。 西寒川は寒川の次の駅だったので、歩いても遠くないだろうと思い、 その遊歩道を歩いて行きました。


しばらく進むと、列車の車輪が置かれているのが見えました。 終点は近いと思い進んでみると、 何とそのすぐ先に線路が引かれているではありませんか! 西寒川駅跡は、公園として整備されていたのです。 公園の線路の脇には、下の右側の写真のように、駅名標を模した案内板がありました。 寒川駅から歩いて約15分。廃止されても仕方のない支線ではありましたが、 かつて鉄道が通っていた証として、線路はいつまでも残しておいて欲しいと思います。


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