プレミアシップ(24/OCT/2001)
アストン・ヴィラ (1‐0) チャールトン
【得点者】
A:カシュルール(15分)
日記
6あるロンドンのチームの中でもっとも地味だと思われるチャールトン。
昨シーズン昇格を決め、残留を果たしたがやはりVillaとの力の差は歴然だった。
今シーズンのプレミアシップでは、初めての平日ナイター試合。観客席は
まばらだったがそれでも27000人入っていたとのこと。
Villaのスターティングメンバ−はほぼいつもと同じだが、2トップの一角に
ワールドカップ南米予選で抜けたコロンビア代表アンヘルに代わって
ダブリンが入った。
たちあがりからVillaのペース。チャールトンはイングランドのチームには珍しく、
3−5−2のシステムをしいているように見えたが、Villaの両サイド、ハジと
カシュルールを必要以上に警戒していたためか、両ウィングはほとんど
最終ラインに入り、5−3−2に近かった。その結果中盤にスペースが広がり、
ボーティング、ヘンドリーらが比較的に楽にボール回しができていたようだ。
得点は前半15分頃、右からのコーナーキックをヴァッセルが競り勝つ。
このシュートはキーパーかディフェンダーかに阻まれたが、詰めていた
カシュルールが振り向きざまにゴール。カシュルールのプレミアでの
初ゴールとなった。
結局その後、ゴールネットがゆれることはなかったが、Villaはピンチらしい
ピンチもなく、終始ボールを支配していた。チャールトンの選手はどうも威圧を
感じているのか落ち着きがなく、ろくにボールも廻らない。特にキーパーがひどく、
平日ゲームのため、正キーパーが渋滞で遅れて、仕方がないのでサポーターの
中から腕自慢を募ったのでは?と思わせるほど足元がおぼつかなく、後半に入ると
チャールトンがキーパーにバックパスを送るたびにVillaファンから歓声が飛んでいた。
今週のミッドウィークには他のチームはプレミアの試合はなく、一試合少なかった
Villaが消化したかたちで、マンチェスターを押さえてついに3位に浮上した。
(24/10/01) |