出発は10:55発と、欧州便としてはちょっと遅めのフライトでした。帰りはロンドンからなので航空会社はBritish Airways。
それがこの飛行機が最悪。出発が30分ほど遅れた上に機内のentertainmentが、本来は選べるオンデマンドのはずだったのになぜかうまく機能せず、Broad
Cast(すべての座席向けに映画が同時に始まり、自由に見られない)しか使えず、しかも日本語版一切無。欧州やアメリカなど、長時間のフライトではいかに機内で時間をつぶすかが重要なのに。おまけに出発が遅れた分ヒースロー到着が遅れ、乗り継ぎのフランクフルト行きに16:45初にのらなければならないのに到着したのがなんと30分前の16:15。ヒースローは知る人ぞ知る巨大空港で、しかも増築の繰り返しで複雑怪奇。さらに昨今のテロ機器で乗り継ぎでもセキュリティーゲートがあります。結局ダッシュで第一ターミナルを駆け抜けて何とか間に合いました。
ヒースローからフランクフルトは2時間ほど。20:00ごろ入国審査をして、さあ荷物を受け取ってホテルでゆっくり休もう、と思っていたのですが…。
なんと荷物が出てきません。
どうも荷物の方がヒースローでの乗り継ぎに間に合わなかったようです。乗り継ぎ時間がなく、僕自身は大ダッシュで飛び込んだものの、荷物はダッシュしてくれなかった、と。
生まれて初めてロストバゲージです。
もっとも、どこでなくなっているのかは把握されていたようなので向こうも自信を持ってホテルに届ける、といってくれたのですが。
ただ、ホテルに行っても着るものがありません。長い時間飛行機に乗ったので汗もかいているし、シャワーくらいは浴びたいのにパジャマはありません。仕方がないのでその夜はマリリンモンローよろしくはだかんぼで眠りました。ドイツは思ったほど寒くなかったのがせめてもの救いでしたが、今回から使い始めた会社支給の携帯がヨーロッパでも使えたので妻になみだ目でメールを書いて窮状を訴えました。
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Frankfurt での最初の夜はHotel Kaiserhof。駅から歩いて5分くらいです。 |
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