** 毎日新聞 **
2003年01月31日
法政大生が東京の地下鉄テーマにガイドブック製作
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 法政大学(本部・東京都千代田区)社会学部の学生たちが、 地下鉄を中心に東京23区を紹介する観光ガイドブック 「東京地下鉄日和」を製作した。日常的な交通手段である 地下鉄を観光という視点から見直し、12路線沿線の個性豊かな 表情をとらえた本ができあがった。
 ガイドブックづくりに取り組んだのは加太宏邦教授の3年生 のゼミ生16人。加太ゼミは「人はなぜ観光するのか」「観光 とは何か」という問題を考える手法として、毎年、ガイドブック の作成に取り組んでいる。今年度はガイドブック作り以外の方法 を模索したいという加太教授の意向もあり、一昨年12月から ゼミ活動について議論を重ねてきた。さまざまな企画が出されたが、 「やはり本を作りたい」という意見が強く、多摩地区が中心だった 先輩たちのガイドブックとは違うものをと、東京の地下鉄をテーマ< にしたガイドブックを作ることに決めた。
 昨年6月から8月にかけ、2人ずつ8組のチームに分かれて路線 ごとに駅の周辺などを取材。メールを使って連絡や意見交換を続け ながら10月まで追加取材し、編集と校正作業を経て、12月25日 に「東京地下鉄日和」ができ上がった。
 ゼミ長の北原瞬さんは「地下鉄から見た東京という街の過去、 現在、未来の移り変わりを探り、点と線、地下と地上という立体的な 切り口で東京の見方を紹介しています」と話す。一般にも1冊1000円 (送料込み)で頒布している。入手方法は同大のホームページで*。
 *完売のため在庫ありませんm(_ _)m


** 毎日新聞 ** 2003.4.12


  • 「地下鉄から東京を見てみよう!」
  • 「法政大生らが自費出版、初刷り完売」
  • 「千代田線では駅弁売っていた・・・・新発見続々」
  • 「企画・レイアウト・校正・地図などすべての作業をゼミ生16人で完成させた力作である」
  • ”点”である街を地下鉄という”線”でつないでみれば、東京新発見ができる。
この取材記事は亜細亜大学の小島千佳さんによるものです

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