JR四国完乗ツアー

2000年5月1日(月)

 三郷→阿南



三郷→東京

予定より1本早い電車で出発。連休の谷間という事で空いていると思ったが、 乗車時は確かに空席があったが、西船橋からは半分しか座れない混雑になった。

東京で500系使用ののぞみ5号(7:52発)に乗り換える。500系に乗るのは初めてだ。 500系は車体が丸いため窓際の席は狭いと聞いていたが、そうでもない。



マリンライナー 東京→岡山

東海道区間は既に700系に乗っているので速いとは感じなかった。 しかし300km/h出す山陽区間はさすがに速かった。しかも走りが安定している。 軌道の作りの違いが感じられた。

定刻の11:08に岡山に到着。小走りで4分後のマリンライナー23号に乗り換える。 車両は213系のトップナンバー(クモハ231-1)。車内は転換クロスで居心地が良い。



岡山→高松

瀬戸大橋線は道路の下に線路があるために橋の骨組が邪魔だったが、 下にある分水面に近く、眺めはとても良かった。

坂出から高松までは全線に渡ってそれなりに住宅があった。 しかし途中駅は人影が無く作りも簡素で、鉄道の利用率の低さがうかがえた。 さっき海を渡ってきたばかりなのに、沿線はずっと山の中という雰囲気だった。

12:08に高松に到着。駅舎は改築中で来年完成予定とのこと。ここで他の3人と合流。 近くでうどんを食べる。入った店は「味名登家」で、\400の天ぷらうどんを食べた。 麺は普通だったが、つゆがおいしかった。

ここで車組と鉄道組に別れる。鉄道組になった私とKは、 13:07発の三本松行き普通列車(1両編成)に乗った。



板野駅前のD51の絵 高松→板野

Kは屋島で下車。その後は1人になった。 志度まではかなり栄えていたが、線路は非電化単線、しかも1両編成で、 JR線というよりも中小私鉄という感じがした。この辺りは琴電がメインなのだろうか。

鶴羽を過ぎたあたりで海が見えてきたが、それも一瞬だった。 こちらも海岸が近いにもかかわらず、山の中の路線であった。 関東平野に住んでいるとどうも感覚が違う。

終点の三本松から板野までは、特急うずしお13号を使う。 板野まで行く普通列車は3時間半後なので仕方が無い。特急料金が\310なのが救いだ。

うずしおは2000系。振り子型車両なのだろう、カーブではダイナミックに傾く。 慣れていないのでちょっと違和感がある。しかしその分スピードが速く、 15分で板野に到着。次の列車は30分以上あとなので駅を降り、周辺を散歩した。 駅前の交差点の地面にD51が描かれていた。この町と何か関係があるのだろうか。

→後で調べたところ、この駅から国鉄鍛冶屋原線が伸びていたらしい(S47廃止)。 これと関係があるのかもしれない。
JR四国は女性の駅員が多い。高松のみどりの窓口も女性だったし、 三本松と板野で改札にいたのも女性だった。


小松島駅跡 板野→中田

15:15発の徳島行き普通列車(1両編成)で出発。 徳島で牟岐行き(2両編成)に乗り継いで中田(ちゅうでん)で下車し、 小松島線廃線跡を歩いた。 廃線跡は自転車道&遊歩道になっており、歩きやすい。 途中、となりのトトロの絵が描かれた貨車と信号機が置かれていた。

20分ほどで小松島駅跡に作られた小松島ステーションパークに到着。 置かれているSL(C12)を撮影して戻る。途中から別の道を通ったら、 サンガリアの自販機を見つけた。ラッキーだった。



中田→阿南

17:44発の海部行きは3両編成だったにもかかわらず、 下校時刻と重なったためにラッシュだった。 しかし途中で高校生が大量下車したために座る事ができた。

車内には、年会費\500(2年目からは\400)を払うと、 平日17時以降と土休日の運賃が40%OFFになるというステッカーが貼ってあった。 対象は16〜29歳。JR四国も面白い事をしているなあと思った。

18:12に阿南に到着。先に着いていた車組と合流する。 Kも同じ列車に乗っていたらしく、全員が揃って宿泊先の「ホテル石松」に向かった。 そして近くの養老の滝で夕食をとり、23時に寝た。

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