JR四国完乗ツアー |
東京で500系使用ののぞみ5号(7:52発)に乗り換える。500系に乗るのは初めてだ。
500系は車体が丸いため窓際の席は狭いと聞いていたが、そうでもない。
定刻の11:08に岡山に到着。小走りで4分後のマリンライナー23号に乗り換える。
車両は213系のトップナンバー(クモハ231-1)。車内は転換クロスで居心地が良い。
坂出から高松までは全線に渡ってそれなりに住宅があった。 しかし途中駅は人影が無く作りも簡素で、鉄道の利用率の低さがうかがえた。 さっき海を渡ってきたばかりなのに、沿線はずっと山の中という雰囲気だった。
12:08に高松に到着。駅舎は改築中で来年完成予定とのこと。ここで他の3人と合流。 近くでうどんを食べる。入った店は「味名登家」で、\400の天ぷらうどんを食べた。 麺は普通だったが、つゆがおいしかった。
ここで車組と鉄道組に別れる。鉄道組になった私とKは、
13:07発の三本松行き普通列車(1両編成)に乗った。
鶴羽を過ぎたあたりで海が見えてきたが、それも一瞬だった。 こちらも海岸が近いにもかかわらず、山の中の路線であった。 関東平野に住んでいるとどうも感覚が違う。
終点の三本松から板野までは、特急うずしお13号を使う。 板野まで行く普通列車は3時間半後なので仕方が無い。特急料金が\310なのが救いだ。
うずしおは2000系。振り子型車両なのだろう、カーブではダイナミックに傾く。 慣れていないのでちょっと違和感がある。しかしその分スピードが速く、 15分で板野に到着。次の列車は30分以上あとなので駅を降り、周辺を散歩した。 駅前の交差点の地面にD51が描かれていた。この町と何か関係があるのだろうか。
→後で調べたところ、この駅から国鉄鍛冶屋原線が伸びていたらしい(S47廃止)。 これと関係があるのかもしれない。JR四国は女性の駅員が多い。高松のみどりの窓口も女性だったし、 三本松と板野で改札にいたのも女性だった。
20分ほどで小松島駅跡に作られた小松島ステーションパークに到着。
置かれているSL(C12)を撮影して戻る。途中から別の道を通ったら、
サンガリアの自販機を見つけた。ラッキーだった。
車内には、年会費\500(2年目からは\400)を払うと、 平日17時以降と土休日の運賃が40%OFFになるというステッカーが貼ってあった。 対象は16〜29歳。JR四国も面白い事をしているなあと思った。
18:12に阿南に到着。先に着いていた車組と合流する。
Kも同じ列車に乗っていたらしく、全員が揃って宿泊先の「ホテル石松」に向かった。
そして近くの養老の滝で夕食をとり、23時に寝た。