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2006年10月6日(金)
後ろ向き人生

写真は昨年バリ島で買ってきたカエルの一部である。テロの当日には日本に帰っていたが、もうあれから一年たつ。楽しい旅行だったが、テロのおかげで後味が悪かった。

この日記やワタシの漫画を読んでいればおわかりかと思うが、ワタシは全然前向きな人間ではない。後ろばかり向いてイジイジグジグジ言っている。「人生に成功する本」なんかで「こういう人は成功しない」と書かれている典型的なタイプの人間だ。逆境に打ち勝つとか、困難辛苦に立ち向かうとか、努力や根性とは無縁なのだ。だから神様も(仏教徒だけど)あんまり試練とか与えないで欲しい。こういう人間に試練を与えても、ブツブツ言っているだけで何も良い方向に向かわない。もともとやる気もないし。

まーとにかく、そのなけなしのやる気をふりしぼって介護付有料老人ホームを捜す。今までの老人ホームのイメージとは違って、三度三度おいしそうな食事が出て、我が家よりずっと快適清潔、トイレも広く最新式だ。原稿が修羅場の時はここに寝泊りすればあっという間に完成しそうだ(ホントか?)。掃除も洗濯もしなくていいし、代わりに入るわけにはいかないだろーか?と思ってしまう。 しかし、入居一時金は1200万円、月々の費用は20万円以上かかる。もう笑うしかない。「ボケたら三千万円はかかる」というのもあながち嘘ではない。といって、家族の誰かが犠牲になって介護にあたるというのも問題だ。充分犠牲になっていると思うもん……ワタシ(^_^;)。

でも今の年寄り世代はまだいいとして、どんどん年寄りが増えて介護保険が破綻したらどうなるんだろう。ボケ老人が町にあふれ、それをねらった悪い奴らがどんどん老人の所に押し寄せなけなしの金をむしりとっていくんだろーか。っつーか、もっと年寄りが安全快適にボケないで生活できる環境をつくれよ、政府っ。できればお金かけずにさー。

またグチになっているな…。

2006年10月3日(火)
ホントに疲れた・・・

いやもうホントに疲れた・・・。
ここ一ヶ月、精神的にとっても疲れた。本格的に介護している人たちにとって、こんな程度のことは何ともないんだろうがワタシにとっては大変だった。まだ介護認定が下りない上に細かいお金がどんどん飛んでいく。労働のわりにはワタシにはまったくお金が入ってこない。世の中まったくもって不公平である。在宅介護する人には、何らかの補助があってもいいのではないかと思う。まーそれをいっちゃあ、家事労働だって無償でしているわけで、言い出したらきりがないけどさ。いやもう、いいかげんグチを言うのはやめよう……。

2006年9月15日(金)
いきなり!介護生活

ここ二週間というもの、ホント大変だった。
買い物に行けない家族のため、買い物をして食事の世話をして薬を飲ませて、思いっきり汚かった部屋を掃除する。ワタシの部屋だって思いっきりちらかっているのでヒトのことは言えないが、少なくともゴミは捨てて掃除機はかけている。
小さいとはいえ、家二軒分の掃除・洗濯・ゴミ捨て・草むしりその他モロモロはかなり大変だ。ところが、こんなに一生懸命やっているのに、ウチの家族ときたら「自分で掃除・洗濯・買い物・料理はしている」と医師や他の家族に言い張り、ひと悶着。同じ事を何度も何度も聞いたり、大事な物を無くすなんていうのはもう慣れたが、これにはホントにまいった。

介護認定が下りるのは少なくとも一ヶ月先だそうで、介護サービスを受けるのはそれからということになる。
遠くに出かけられないし、かといって落ち着いて原稿は描けないし、時間と労力ばかりかかってホントに虚しい。
介護士とか看護士という仕事は全然自分に向いていないと思う。もうすっかり家出したい気分。

贅沢な悩みだと思うが、こうなると段差ばかりの二階建ての戸建は介護にはむかないと思う。というか、元気のない年寄りにはむかないと思う。庭の草むしりやゴミ出しや何やかんや壊れてくるのでその修理やリフォームや、掃除や階段の昇り降りその他モロモロが面倒くさくなってくる。若い(か?)ワタシだって、かなり面倒くさくなっている。セールスや宗教の勧誘やリフォーム業者の襲来(!)も頭の痛い問題だ。

おまけに、隣近所で飼っているネコが庭を我が物顔で走り回りとっても迷惑している。またその愛猫を近所の人が大声で探しまくるので、これまた迷惑の上塗りである。猫よけの液を買ってきて庭にまいたが、臭くてこっちの方がまいってしまう。

自分自身は老後は都心のマンションで暮らしたい。できればスーパーマーケットが近くにある、ペット不可のマンションで。

2006年9月10日(日)
川越にオットセイ

お昼のNHKニュースで「川越にオットセイ現る!」というのをやっていたので、さっそく現場を見に行く。田んぼの真ん中に捕獲した後があって、TV局が取材に来ていた。ケロリンはさっそく地元のTV局のインタビューに答える。「水族館ではよく見ますが、まさかこんな所にいるなんてオドロキでした」とごくごくマトモに答える。放映されたかどうかは知らないけれど。
最初の目撃は近くの新河岸川で、犬を散歩させていた人が見つけたらしい。やじ馬ケロリンは捕獲した人の話も横で聞いていた。「夜、車で帰宅途中田んぼから何か出てきて、最初はウサギか何かかと思った」そうである。まさかこんな所にオットセイがいるとは誰も思わんだろう。その家のおばあちゃんに「冷たいお茶でも飲んでいかんかい?」と誘われてしまった。マスコミ関係かと思われたらしい。
ダーリンは家に帰ってからニュースにかぶりついている。明日のワイドショーにも出るかもしれないーとか言って喜んでいる。まったく能天気なヤツだ。タマちゃんといい、オットセイ君といいわざわざ現場を見に行くヒマなヤツ…。

オットセイ君は上野動物公園に行ってしまったそうで、早く元気になって欲しい。しかし、こんな海から四十キロも離れた所までなぜ?

2006年9月2日(土)
元気なうちに病院へ行こう!

家族の容態が急に悪くなり、病院へ連れて行く。
本人が嫌がるので、この「病院へ連れて行く」こと自体がまず大変だった。介護タクシーというものがあるにはあるが、予約制だった。しかたなく普通のタクシーで向かう。

看護士や医師はやさしかったが、老人向けの病院では「内科の疾患が考えられる場合はまずそちらの治療をお願いします」と、普通の病院を紹介された。またまた普通のタクシーでそちらへ向かう。まだ診断は出ていないが、普通の病院では「認知症の疑いのある方の入院は(他の患者さんと大部屋になるので)お受けできません」と言われてしまった。個室は満杯だそうだ。どーすりゃ、いいのよ? つまり、何か内科的な病気があるならそれを直してから老人向けの病院へ行って診断を受けよ(介護認定なりなんなりするよ)という感じである。

しかたなく、検査の日まで連れて帰って介護することになる。しかし…まだまだ先のことだと思っていた事がどーんと目の前にやってきて、すっかりめげてしまった。だいたい、どこの家もそうだろうと思うが、家の中が介護仕様にはなっていない。段差はある、てすりはない、玄関は狭い。ついでに家自体狭く、車椅子生活なんてとても無理だ。ならいっそ施設へ…となると、「内科の疾患があるなら…」となる。まあもっと真剣に探せば入れる施設があるのかもしれないが、途方もない金額を取られたらそれこそ家を売って…ということになる(考えすぎか?)。

というわけで、我が家は今てんてこ舞いだ。ところが、その家族本人に「大丈夫?何か食べる?起きれる?」と聞くと、「まだ死んでないよっ、元気だよ」と言い張る。

もー疲れて、胃が痛くなってきたよ。とほほーん。本人が元気なうちにあれこれ考えて、準備しておくべきだったと痛感。

2006年8月30日(水)
大連日記@ カエルの栄養ドリンク

今回の中国旅行で見つけた一番の珍品はコレっ!

カエルの栄養ドリンク!!!

中国の土産でよくある人参入りロイヤルゼリーのカエル版! ひえ〜っ! 二種類あって卵巣油と蝦蟇油と書いてある。が、たぶんコラーゲンのことであろう。

どんな味なのかはまだ飲んでないのでわからないが、ようこんなもん売ってるなーって感じだ。ハルピンの空港で一箱105元(1400円くらい)で売っていた。白い箱の方は長白山の名物蛙らしい。

さすがのワタシも見つけてビックリの一品。

明日はコンビニで見つけたナマコ・ジュースを紹介します。

2006年8月29日(火)
あっという間に…

あっという間に夏休みも終わり、中国旅行から帰ってきた。
ワタシはギリギリまで東北の秘湯めぐりを希望していたが、ダーリンはまったく聞く耳を持たなかった。プンプンッ。

東北は東北でも中国の東北へ行ってきた。瀋陽、長春、ハルピン、旅順、大連などを列車と飛行機でまわってきた。交通機関のトラブルもなく、嫌な目にあうこともなく、意外と楽しい旅だった。国内外合わせて「交通機関に遅れがない」旅なんて久々である。
同人誌用の面白ネタもちょこちょこ拾ってきたし、天気もよかったし(半日だけ降られたけどね)、国内外合わせて「観光地で雨に降られない」旅も久々である。ただ、列車の風景がむちゃくちゃ退屈だったのと、古い建物をバンバン壊して高層ビルを建てているのが、ちょっと残念だった。大連の旧日本人街などは、「なんじゃ、こりゃー。住宅展示場かぁー?!?」と思うほど両側につまんねー新築の建物が建っていて情緒も何もなかった…。まだ古い建物も残ってはいるけどね。

食べ物はどこで食べてもけっこうおいしくて、後半は屋台の食べ物をバクバク食べていた。ついに、サソリやセミの幼虫やザリガニその他まで食べてしまったが、全然大丈夫だった。これでゲテ食本の第三弾が……☆☆☆。

まーとにかくこれで夏の予定は終わりで、後は日常に戻って家事や原稿描きその他をするのみである。この「その他」の部分に時間をとられてけっこう大変なのだが、愚痴になるのでやめておこう。夏休み、カムバァァァック!

2006年8月7日(月)
誘惑に負けた…

昨日誘惑に負けて、ついに一眼レフのデジタルカメラを買った。

今まで旅先でいったい何度カメラを壊したことか…。英国で壊れた時は、撮った写真のほとんどが真っ黒で、もー泣いたね。コッツウォルズが、ケンブリッジが、ああ〜っ。ロンドンで撮った紫色のミニのワンピースを着たオカマちゃんだけがきれいに撮れていたので、ますます泣いたね。かなりの写真を捨てざるをえなかったのに、なんでオカマちゃんだけがっ。

まー、今度は壊れませんように。

で、さっそく売り物のカエルの写真を撮る。写真の出来はともかく、かわいいでしょ、でへへ。右はカエルのメイドさん。松本かえる祭りでも出店していたTさんの作品です。松本へ行けなかった方は、ぜひコミケのウチのブースへどうぞ。

2006年8月5日(土)
戦いすんで…

やっと、コピー誌や通信の印刷製本を終え、値札付けにPOP書きをし、宅配便を出す。脱力感〜っ。いや〜、長いようで短い戦いだった……って、本番はまだこれからだってば!

先週やっとバルサンをした。夏本番になってからではちょっと遅い気がするが、何もしないよりはましだ。そのバルサンを置く場所もないほど、部屋の中はとっ散らかっている。早々に片付けなければ…と言いつつ家を出て、リサイクルショップでB4判の入る二十段の引き出しを値切って買う。

それを見たダーリンはぶんむくれで、「あのねー君ねー、こんなモノ買って一体どこ置くつもりなの? それでなくとも物がいっぱいで足の踏み場もないのにっ!」 「……」 案の定それは玄関を入った所にそのまま置いてある。まー、何とかしますよ、次のコミケまでには。

写真は、前述の温泉旅館の夕食。キュウリで作ったカエルちゃんがいるのだ。

2006年8月1日(火)
コミケの準備をするのだ

さて、先週はすっかり温泉でくつろいでいたワタシであったが、いよいよコミケの準備をしなければならない。
グッズを作ってくださっている方から、かわいいカエルグッズが大量に届く。全部自分で欲しいところだが(!!!)里子に出すべく準備をする。写真に撮ってお見せしたいが、あいにくデジカメが壊れている。うがあああ〜っ! 

コピー誌も早く作らなければ。今日からコミケへの宅配便の受付も始まった。う〜アセる。

そう言いつつ、百円ショップへ行って「あっ、このグッズ、イベントで使えるかも」と普段は用のない品をたくさん買ってくる。けっきょく使うのはごく一部なのに。

まーそんなこんなでイロイロ飾りつけも考えましたので、是非のぞいてやって下さい。

2006年7月27日(木)
デジカメが壊れた・・・

けっきょく原稿は放り出したまま(そのまま続けていれば間に合ったのに)、温泉へ行って昼間は田んぼでカエルとたわむれていた。コミケにそなえて多少は元気を取り戻しておかないと、年々乗り切るのがつらくなっていく。

なんつーことをしていたせいか、温泉地で突然デジタルカメラが壊れてしまった。あわてて地元のカメラ屋に持っていったら、「デジカメはわからんなぁ。アナログならわかるけどなぁ」と店主。・・・・・・汗。まあ、田舎だからなぁ。

帰ってきて、買ったカメラ店に持ち込み「お願いですぅぅぅ。お盆までに直してくださいぃぃぃ」と泣きつく。見ると店内には新機種が結構安い値段で並んでいる。思わず買ってしまおうかと思ったワタシだったが今年はいろんな物が壊れているので、直せるものは直して使おうと思いとどまった。しっかし、文明の利器に頼った生活をしていると、一旦壊れるととっても不便だ。

2006年7月21日(金)
ごっついパスポート

今年の三月から導入された、ICチップ入りとかいうパスポートに切り替えた。写真の顔部分がでかくなったのはしかたないとしても……なんじゃ、こりゃあ。ごっついパスポート。下敷きが間に挟まっているような感じだ。持ちにくい、めくりにくい…。もう少し何とかならなかったのか。

アメリカ行くにはこの方が便利だと聞いたが、当分行く予定ないもんなぁ。っていうか、一度もアメリカ行ったことないけどさ。

しつこいようだが、ワタシは東北の秘湯の方が…(まだ言うか…)

2006年7月20日(木)
ノロイの原稿なのだ 2

一昨日から、すっかりやる気を失ってしまい原稿は完成させないまま放置してある。こういう態度だから漫画描きとして大成しないのだ・・・とつくづく思う。

まあ新刊は出来上がっているし、そうそうにあきらめて掃除・洗濯して週末は温泉でのんびり過ごそうかと・・・。だいたい今作っても本の置き場がないじゃん。もう寝る場所なくなっちゃうよ。

それにいいかげんホームページも更新しないと・・・。。。。

2006年7月16日(日)
かなりのショックなのよ

ワタシは長いこと売れない漫画家をしていたせいで、かなりの数のスクリーントーン(他のメーカーのも・・・だけど)を持っている。なまじの漫画家さんよりはずっと持っていると思う。

なぜなら、川越にはロクな画材屋がなくて欲しいトーンがすぐに手に入らなかったからだ。締め切り前夜に「ぎゃああ〜っ!×番のトーンがないーっっっ」なんつーことになると、もうどうしようもない。原稿を届けに行きつつ途中でトーンを買って貼って渡すしかない。

今回、×番のアイシースクリーンを貼ろうと思ったら、何とすでに廃版になっていた。ぐがあああーーーん。これは漫画描きにとってかなりのショック。調べてみると、ワタシの愛用していたあのトーンもこのトーンも廃版になっていた。ぐあああーーーん。ということは、ワタシの持っている約半数のトーンはすでに手に入らないのではないだろうか…。

デジ化すればそんな心配もなくなるのだろうが、ワタシはトーン貼りが好きなのだ。トーンが大好きなのよーーー。かなりのショックを受け、原稿描きが進まない。っつーか、昔ながらの漫画描きにしかこの気持ちはわからないだろーな……。

2006年7月15日(土)
ノロイの原稿なのだ

実は今日までに仕上がるだろうと思った原稿がまだ仕上がっていない。まーた、呪い・・・いや、鈍いの原稿になってしまった。さすがに根性がなくなってきたのか・・・。

テレビ、プリンター(兼スキャナー)、に続いてCDラジカセが壊れてしまった。酷使し続けたせいかもしれない・・・。どーして忙しい時に限って、続けて壊れるんだろう?テレビとCDラジカセはもう処分するしかなさそうである。

今日、コミケットのカタログが発売されて早速買ってきた。マンレポにワタシのレポートが載っていた。なんか久々である。というか、カタログをスミからスミまで見るヒマがあったら、さっさと自分の原稿描けっちゅーの。

2006年7月7日(金)
ノーグッドの建築士

かなり遅れ気味だが、原稿はやっと枠線を引くという作業まで到達した。

とーとつだが、以前ダーリンは設計の図面を引いていた。ケロリン「だったらさー、漫画の枠線ぐらい引けない? やってよー、ほらこんな感じで(右の写真)。簡単だよ」 ダーリン「これ何で引いてんの、カラス口?ロットリング?」 ケロリン「んなー、そんなの前世紀の遺物だよ。今サインペンだよー大抵の人。それに、ケロリンなんかほとんどこの漫画サインペンで描いてるもん。だから見て、ほとんどペンだこないのっ!」 ダーリン「そんなの、自慢になるかーっ。ペンだこ出来るまでせっせと自分で描けっ」

もー、使いものにならないんだから・・・。ノーウッドじゃなくてノーグッドなのさ・・・。(←ホームズ・ファンにしかわからない題名)

2006年7月6日(木)
もうどこでもいいじゃん その2

贅沢な悩みだとは思うが、旅行だけを楽しみに働いているダーリンはまたいろいろなパンフレットを持ってくる。シベリア鉄道の旅・・・瀋陽で蒸気機関車運転体験etc。鉄ちゃんの希望は果てしなく広がる。

シベリア鉄道の旅はいいけど、けっこう高い。それになによりツアーが成立していなかった・・・ははは。瀋陽の蒸気機関車運転体験は、旅費のほかに一人65000円ほどかかる。うりゃああっ。そんなにSL運転したけりゃ、一人で行って来いっ!

だーかーら、もう温泉でいいんでないの? えー何?ラオス? ラオスねえ。行った事ないからいいんじゃないの。(もう投げやり)

2006年7月3日(月)
もう、どこでもいいじゃん

夏休みの予定がまだ決まっていない。申し込んだツアーが、あるいは申し込もうとしたツアーがのきなみ不催行になったからである。「もー国内旅行でいいじゃん。東北の秘湯でのんびりしようよ」というケロリンに対し、ダーリンは「海外旅行でなければいやでアル」とゴネる。

「じゃー、ボルネオ(マレーシア)にしよう。洞窟もあるし、汽車も乗れるし、水上家屋も見れるし、二名催行だから不催行ってことないよ」とケロリン。すっかり盛り上がっていた一週間後、「コタキナバルからの国内線が八月から運休でツアーそのものがキャンセルとなりました」と東○トラベルからTEL。うりゃあっ、そんなことは問い合わせた時点でわかっていただろうがっ! とんまトラベルっ! なけなしのボーナスつぎ込むんだから、もっと迅速で誠実な対応しろっ! 

と、あたりちらしていても仕方ないので話は振り出しに・・・。東北の秘湯でいいじゃん。ワタシの嫌いな飛行機乗らなくてすむし・・・。

2006年7月2日(日)
アナログ放送最後の日

壊れたプリンターをようやく修理に出した。これだから、文明の利器はよー・・・と言ってても壊れたものはしょうがない。

修理に出したついでにHDDレコーダーを買う。増え続けるビデオテープの山に辟易したせいである。これがなかなかスグレもので画像もすっごくきれいなのだ。もっと早く切り替えるべきだったかもしれないと少々後悔している。しかし、さすがに1978年製のテレビに接続することは不可能だった。というより、その時代に誰が今の状況を予測できただろうか? ビデオデッキ(今、そんな言い方するのか?)すらかなり高額で、手の届かなかった時代である。

2011年のアナログ放送最後の日には、どんな番組を放映するのだろう・・・「さようなら、アナログ放送」とか言って、一週間ぐらい特別番組が組まれるのかね? 子供の頃、白黒テレビを見ていたワタシとしてはちょっとフクザツ・・・。ところでNHKの受信料って、カラーと白黒と値段違うの知ってました?

2006年6月30日(金)
マーフィーの法則なのよ

けっきょく自分の部屋も大掃除せず、不調の原因もわからぬまま、新刊のネームを切る。36枚だし、いつものギャグだし楽勝である。これが旅行記だったり研究(…もどき)だったりすると調べたり資料を探すのに時間がかかって、一ページ進むのにエライ時間がかかる。

後は下絵を入れて仕上げるだけーっと、思ったら……。夜中に突然ダーリンが「プリンター(兼スキャナー)が壊れたぁぁぁ〜」とわめく。買ってまだ半年もたっていないのに。ぶちぶち。

どうせワタシは手描きのアナログ原稿に、九年位前に買ったワープロ(!!!)でセリフ打って切って貼ってしてるから直接被害はないんだけど。ワタシが一向にデジタル化出来ないのは、パソコンオンチなせいもあるけれど、何かトラブルがあった時に「手で描いた方が早いんでないの?」と思ってしまうからである。

どうでもいいけど、原稿があがるまで何かトラブルが起きませんよーに。

2006年6月26日(月)
毛虫パニック

先週、気がついたら家(実家)の周囲に毛虫が大発生していた。道端にも玄関脇の何もない壁にまで大きな毛虫がはっている。さすがに不気味になり雑草を抜き植木を切り、家族が放置していたゴミを捨てた。しょぼしょぼにしか生えていない雑草にまで毛虫がいるのでしかたなく殺虫剤をまく。大仕事である。

さらにその家族のために部屋を片付けた。食べ物のかすや空き箱など誰がどう見ても明らかなゴミが放置してあるので、ものすごい状況である。しかし、ゴミを捨てるのよりもその家族を説得するのに時間がかかる。何かいい方法はないだろうか?

翌日はイベントに自分の本を売りに行く。そんなこんなでロクに準備もできず、売り上げはさんざんだった。まあこれは人のせいにはできないが。おかげで今日はすっかり筋肉痛。ますます絶不調だ。

2006年6月23日(金)
今日も絶不調だ・・・

ここ一週間以上不調で全然原稿は進んでいない。薬を飲むと少々眠くなってとろ〜っとして、何かやる気が失せてしまう。もともとあまりないけどさ。というより、何の本を作ろうかすら決まっていない。新刊はとりあえず作ってあるからよいものの、予定通り××の本を作ろうか、それとも秋にカエルのイベントがあるからそれに合わせてまたカエル本を作ろうか迷っている。

不調になる前、ワタシはそのカエルのイベントの実行委員をやります!と名乗り出てしまった。自ら蒔いた種…ならぬオタマジャクシである。せめてカエルになるまで見届けなければ。いや、協力せねば。しょうがない…またアリナミンX一箱買ってきてがんばるかっ……て、何か違う。

2006年6月22日(木)
何かのアレルギー?

ちょっとした風邪(?)から咳が出て止まらなくなった。医者に行ったら、「喘息ではないようだけど何かのアレルギーかもしれない」と言われた。この季節に多いのはカビやダニ、あるいは稲花粉など季節限定の花などのアレルギーだそうである。カビやダニはおおいに思い当たる(もっとマメに掃除せいや)。杉も花も田んぼも周りには思い当たるものはおおいにある。カエルが稲花粉症だったらちょっと笑える。あーそれよりも、このてんこ盛りのカエルのぬいぐるみに発生した(…かもしれない)ダニが原因だったらどうしようー。

どっちにしろ、大掃除は必要なようである。そしてバルサンたいてカビキラーでカビ退治してすっきりせねば。っつーか、年末も大掃除していないじゃん。我が家にはハウスクリーニング頼むほどの経済的余裕はないので、自力でやらねば…。

コミケの原稿どころじゃないよ、う〜苦しい、ケホッケホッ。

2006年6月12日(月)
そんな先の話をしても・・・

やっと松本かえる祭り(右の写真)も終わり、ホッと一息。カエル本は松本から次のイベントに発送済みだし、夏コミ用の新刊はもう二種類も出来ている。余裕である。

あとはパスポートの更新をして、夏の旅行の準備である。…と思っていたら、申し込んでいたツアーが不催行になってしまった。あわてて他のツアーを捜すが、のきなみ不催行。ビザの必要な国はもう間に合わないし…。なーんでもっと早く更新しなかったんだろう?と、自分で自分をしかりたい。しかも旧姓のままずっと使ってたし。

おおっ、これは!と思っているツアーはあるにはある。「青蔵鉄道で行くラサの旅」である。でーもー体力に自信が…。八年前であれだけへばったんだから、今行ったらそのまま寝込んでしまいそうだ…(おいおい)。もう少し体力をつけて来年にまわすことにしよう。
それで、今年はどうするかというと…う〜ん。

2006年5月22日(月)
だから鉄ちゃんはよー

この写真を一目見てピンときたあなた、ウチのダーリンのお仲間ですね・・・。

ダーリンが取り壊しが決まっている餘部鉄橋をどうしても見たいと言うので、週末に出かけていった。ご丁寧にもNHKの最長片道切符の旅に出てきた、鉄橋下の宿川戸屋さんを予約していた。それでもって列車が通るたびにカメラをパシャパシャ。だーかーらー鉄ちゃんはよー。

2006年5月18日(木)
同人誌の値段

本の値段って不思議なもので・・・
今話題になっている(?)ブックオフだが、ケロリンは自分の同人誌を売りに行ったことがある。92ページカラー表紙の英国日記(左)の買取価格はなんと!たったの10円だった。
一方「チベット旅行記」の方はたまにネットオークションに出て、1000円とか1300円の値が付いていたりする。う〜ん、不思議だ。

どうでもいいけど、はよ売切れてくれ・・・。

2006年5月17日(水)
まぬケロ〜

まぬけ〜っ。たぶん昨日の画像はUPされていないと思います。ファイル名に日本語を入れていたからです。以前もやっただろーっ、この失敗。しょうがないのでデジカメで撮った方の画像を入れておきます。絵が歪んでいるのは写真だからです。決してワタクシの腕のせいでは・・・。

2006年5月16日(火)
新刊6月発売!

長いことお待たせいたしました! というか、待っている人がいるかどうかわからないけれど・・・。新刊「カエルたちに明日はない」は、6月1日に販売を開始します。ご予約下さった方先着10名様になにかオマケをお付けします。予約はメールでOK。詳細が決まり次第お返事いたします。お馴染みさんなら掲示板に書き込んでくださってもOKです。松本かえる祭り、コミックシティなどで直販します。よろしくお願いします。
今回は、売れない漫画家&アシスタント時代のエピソードも載っています。語るは涙、聞く方はなぜかお笑いのお話が満載です。ううっ、自分で言うのも情けない気もするけど・・・。

2006年5月15日(月)
ケロ弁を作ったのだ

ちょっとヒマになったので、ダーリンのために弁当を作ってあげた。愛情あふれるケロ弁だ。これが意外と苦労した。カエルの顔の周りの枝豆にもゴマで目をつけ、鶉の卵も緑にして目をつけた。カエルの足に似たから揚げも入れた。力作じゃ。はっと気がついたら夜中の三時になっていた。

この熱心さで原稿を描いていたらシティの締め切りに間に合ったのに。っつーか、今頃言っても遅いわな。

けろけろ日記帳

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