02/JUN/2001 -Sat- フィリップ いよいよ6月突入。短い夏をエンジョイするために、ガーデニングにチャレンジ。
まずは庭の芝生の手入れからはじめたい。
買ったばかりのMICRAで、20分くらいのショッピングモールへ。ここには家具、
スポーツ店、ガーデニングショップ、電気製品、ベッドなどの大型製品の
店が集まっている。
イギリスではポピュラーなガーデニング。ガーデニングショップは当然
非常に大きく、小学校の体育館4つ分くらいのスペースに様々な商品が
おいてある。ここでLoan Mower(芝刈機)、熊手、じょうろ、スコップ、手袋
を購入。芝だけでなく、少し植物を植えようかなとも思ったが、あまり
一度にやろうとするとくじけてしまいそうなので、芝関係のみにする。
更に家具屋で簡単な本棚を買い、家に向かった。
家で本棚を組みたてていると、フィリップより電話あり。
「今晩、一杯やらないか、君」
イギリスに来て、初めての仕事外でのお誘い。洋々としてフィリップの家に
行った。
フィリップは現在、若ニールと家をシェアしている。ちょっと前まではクリスと
3人でシェアしていたのだが、クリスが異動となり、現在は二人のみ。
彼らの家はSolihull駅のすぐ近く、うちから10分くらい。うちのような小さな
フラットではなく、立派なイギリスの家で、いろいろ見せてもらったが
台所は木目調で味があるし、庭はテニスコート二つ分くらいの広さ。
リビングには大型テレビとプレイステーションがあった。社会人になってまで
テレビゲームをするのは日本人だけかと思っていたが、どうもそうではないらしい。

フィリップの家に行ったとき、テレビの修理中だった。
左が若ニール、右がフィリップ。
若ニールはARUPに来てまだ一年経たない新人。

台所。何をしているか説明すると、
ポーズを取って、といったら包丁を
お腹に突き刺すまねをした。
フィリップは三流芸人である。
この日、若ニールはクリスのアレンジした飲み会に行く予定で出ていった。
フィリップとともにどこに行こうか、と、ぐだぐだ行き先を決められないまま
テレビを見ていた。と、出ていったはずの若ニールが帰ってきた。
「電車を逃してしまった…。電車は一時間に一本しかないからもういいや。」
じゃあ3人でどっか行こう、どこに行こう、どうせ行くならクリスのところに行こう、
と話がとんとん拍子に進み、フィリップ、若ニールを乗せてレミントンに向かった。
レミントンは車で30分くらい、現在クリスが仕事をしているところである。
そこでクリス、クリスの友達数名と落ち合い、パブへ入った。
今回の滞在で夜のパブははじめてである。音楽ががんがんにかかって
顔を寄せ合わないと話が出来ない。が、逆にそうすることによってはっきり
会話が出来たのでMにとっては都合が良かった。
イギリスのパブは11:00に閉めなければ行けない法律がある。
11:00近くなると鐘を鳴らし、ラストオーダーを告げ、それからもう少し
話をし、グラスを開けると三々五々解散となる。 |