【46】 25/FEB〜2/MAR/2002
引越し準備

  

25/FEB/2002 -Mon- 引越し準備

 退出予定まではまだ1月あるが、飛行機が出た後ではもう何も出来なくなるのと、
3月の半ばに一週間出張があるので前倒しで作業を進めている。

 今日、船便で送る分の荷造りをした。水曜日に運送屋が取りに来る。が、イギリスの
ガムテープってなんでこんな付きが悪いんだ?途中でとれたら大変だからぐるぐる巻き
にしてしまった。

 それから電話、水道、電気を、来週火曜日にストップしてもらう。先週初めに、
どういった手続きが必要かメールで問い合わせたのに、3つとも回答がなかったので、
仕方がないので電話した。まあ聞き取れない、ということはないんだけど、やっぱり
電話は緊張する。

 とりあえず家は19日まであるが、その2週間前、出張に行く一週間前にはすべての
準備を終えるつもり。電気、水道等とまった後はしばらくColinの家に置いてもらう
予定だ。

27/FEB/2002 -Wed- シッピング

 船便を今日送る予定。引越し業者は在英邦人向け情報誌「ジャーニー」などに
腐るほど広告がのっている。単に荷物を送るだけ、と思うなかれ、成田での税関での手続き
などいろいろめんどくさいのだ。
 クロネコも佐川も専門の業者もいっぱいあるけど日通を選んだ。ミッドランドにもオフィスが
あるらしい。
 今日、午前中に来る予定だったのだが待てど暮らせど来ない。まあ日系の業者といっても
働いているのはみんなイギリス人だからなあ。午後1:00頃になってやっと到着。さわやかに
「グッド・アフタヌーン」と来たもんだ。

wpe21.jpg (11476 バイト)

 日本の会社の定期雑誌に「滞在報告」のような読み物を書いたので、そのために
オフィスでの仕事ぶりを撮影した。ガラス張りの個室を与えられてふんぞり返って
エラそうにしているところを撮ってみた、みんな帰ってひっそり静まったところを
ボスのアランの部屋に忍び込んで撮影したのだ。

 夜、UEFAチャンピオンズカップの中継あり。ヨーロッパの各国リーグ上位が集まり、その中で
王者を決めるヨーロッパ各チームの最終目標の大会だ。今日の試合はイングランドの
アーセナル対ドイツのレバークーゼン。
 レバークーゼンはドイツの中でもバイエルン・ミュンヘンやドルトムントに比べて一つ格が
落ちる。一方アーセナルは世界各国から選手をかき集めるインターナショナルチーム。
実力の差は歴然だった。
 前半で3−0の大差がつき、試合はほぼ決まり。アーセナルのゲームは見ていて面白いが、
終了10分前、ベルカンプの華麗なゴールが決まって4−0。これでもう見所はないな、と
思った瞬間、目を疑った。なんと稲本登場!そういやこのチームに稲本いたんだ。忘れてた。
今シーズンプレミアのトップチームへの移籍ということで日本中が大騒ぎとなったが、結局
ほとんど使われることなくシーズン終了を迎えようとしている。もっともベンゲル監督の意図は
即戦力ではなく、将来性をかって数年後の主力に、との見方が強い。実際ベンゲルは
そういう選手のとり方をする。
 とはいえ出場時間は10分程度。ほとんど画面には映らなかった。

28/FEB/2002 -Thu- パブ

 仕事の後、フランソワ、キンバル、リチャードと軽くパブへ。食事していっぱい飲んだ後、
「これからオフィスかい?」とフランソワにからかわれた。「ここはイギリスだからそんなに
働かないよ」と返しておいた。

 家に帰ってはっと気付くと…。鍵がない。しまった…。オフィスに忘れてきた。結局フランソワの
言うとおりオフィスに帰る羽目に。

 

01/Mar/2002 -Fri- またパブ

 きょうはよいてんきだったのでおひるにはみんなでぱぶにいきました。
でもごごはしごとになりませんでした。

wpe20.jpg (13456 バイト)

02/FEB/2002 -Sat- トーマス

 お昼はVillaパークで試合があり観戦。シーズン終盤を迎え、優勝の芽はなくなったが
ヴァッセルの代表チームでの活躍、新加入のドイツ人、ホッツェルパーカー(??)など
見所は多い。
 今日の対戦相手はイタリアの職人、デ・カーニオ擁するロンドンのウェストハム。
いきなりPKをとられ、苦しい立ちあがりとなったが前半終了間際にアンヘルのゴールで
同点に、そして終了間際のロスタイム、また引き分けかとあきらめかけた頃、
バリー→サミュエルとつないで最後はヴァッセルが決勝弾。今シーズンのベストゲームでは
ないだろうか?プレミアのページもどうぞ。

wpe1F.jpg (13739 バイト)

 来週月曜日、トーマスが韓国に帰るのでそのお別れ会というか夕食会があった。
トーマスは別の部署に来ている韓国人で去年8月に来英、コリン、ダニエルと家を
シェアしている。当初は一年の滞在の予定だったが、英語がほとんど話せず、
仕事にならないので急遽帰国することになったらしい。コリンの話だと休日も
ずっと家にいたそうで、残念ながらこっちの暮しを満喫できたとは言えないだろう。
ちょっと気の毒だった。でも帰国が決まって晴ればれているようで、今日はいつに
なく饒舌だった。

 食事はコリン御用達のシティーセンターの「金唐」へ。ここは安くておいしい。メニューは
英語メニューと中国語メニューがあるのだが、中国語メニューの方が全然内容が豊富なのだ。
食事の後、映画「Ocean Eleven」を見た。が、半分寝てしまった。多分面白い映画だった
と思うので今度もう一回見にこよう。