17/MAR/2002 -Sun- 失意の日曜日 さて、日曜日だがやることはいっぱいある。来週火曜日が古い家の退去日なので、
インスペクションに備えて最後の大掃除をしに行った。車があったときは今の家と古い家まで
あっという間だけど、日曜日はLodeLaneを通るバスが一時間に一本しかないこともあり、
行って帰るだけで結構骨が折れる。
退去日までに電話、水道、電気をすべてクリアにしておきたかったので、公共サービスは
すべて3/5にとめた。ドイツから帰ってきたら請求書が届いているはず…だったのに
来ていた請求書は電話のみ!どうなってんだ!?
午後からは帰国前の最大のイベントの一つ、AstonVilla対Arsenalの観戦。Villaの観戦は
これが最後となり、残り3試合は同僚に譲る。Arsenalはロンドンの名門チームで、
プレミアリーグでは現在マンチェスター・ユナイテッドに続いて2位に付けている。
アンリ、ビエラ、ピレスらフランス勢を中心に、ナイジェリア代表カヌー、ノルウェー代表
リュンベルグ、オランダ代表ブロンクホスト、A氏氏のお気に入りのベルカンプなど
そうそうたるメンバーを、かつて名古屋グランパスエイトでも指揮をとった知将アーセン・
ヴェンゲルが率いる。そして何よりも今シーズン、日本代表の稲本が所属したことにより、
日本での人気はNo.1だ。
家を出たところで大雨が降ってきた。ずぶぬれになりながらバスでSolihull駅へ。ところが
Solihull駅に「本日のこの幹線の鉄道はすべてキャンセルされました」…。なんだそりゃ!
今まで大幅に遅れたり2、3キャンセルされたことはあったけど、全部走っていません…
ってのはどう言うことだ。夜のニュースを見たところ、St.Patrick's
day(アイルランドの
成人を祝う日で、街中Guinessでへべれけになったフーリガンが倒れている)のこの日、
なんと10%の鉄道しか時間通りに動かなかったそうである。10%が遅れたのではない。
10%しかまともに動かなかったのだ。さすがそのいいかげんさで世界中に
名を馳せるBritishRailだ。
停まった列車に代わり、Solihullからバスが出ていたので、シティセンターまでそのバスで行った。
ところがシティセンターの入り口で大渋滞。試合時間の3時間前に家を出たのに、
シティセンターについたのは開始15分前。ここからバスなり電車なりを使ってVillaParkまで
行かなくてはいけないのだが、とても間に合いそうにないのでタクシーを使った。
試合開始ぎりぎりに到着。なんとか間に合った。さあ、おもむろにチケットを…
あれ?
ない…
チケットがない…。
家を出るとき、確かにうちポケットにあるのは確認した。
おとした?
タクシーを降りてから入り口までそんなに歩いていない。探すところは限られている。
タクシーの中か別のところで落としたんだろう。そしたらもう見つかりようがない…。
結局失意のまま帰途についた。ああ、そういえば子供の頃から落し物とかなくしもの、
多いんだよなあ。かぎっ子だった小学生の頃は、大事な鍵をなくしてよく怒られたっけ。
鍵をなくし、家には入れないことに気付いたときの絶望感はめちゃめちゃ大きいのに、
懲りずにやっぱりなくすんだよなあ。そういえばランドセル丸ごと学校に忘れてきたことも
あったっけ。どうしてランドセルをしょってないこと、家に帰るまで気付かないんだろう。
家に帰っていじけてたら、ダニエルが「まあくよくよするなよ。映画でも見に行こう」と
誘ってくれた。Solihullのtouchwood shopping cenerで食事をした後、「Thirteen
ghost」を
みた。超こわー。

touchwood shopping center に近々オープンするUNIQLO
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