17/JUN/2001 -Sun- 店 バーミンガムのシティセンターに行ってCDを3枚買ってきた。いずれもTEXASという
UKのグループで、こちらでは結構人気があるのだが日本ではイマイチ。ところが、
なぜか名古屋のミュージックシーン(というほどのものではないけど)では
結構ポピュラーで、よくFMでかかっており、日本にいるときも良く聴いていた。
透き通るようなクールなボーカルが特徴的。
CDショップはTowerRecord、VirginMegaStore、HMVなど、アメリカ系のチェーン店が
主流なのは日本と同じ。だが、日本のCDって、チャートから抜けてもいつまでたっても
値段が下がらず新譜旧譜同じ値段だけど、こちらでは発売されるころは13〜16
ポンドくらいだが、半年くらい経つと価格が下がる。下がり方はそのグループの
人気次第で、今日買ったTEXASの旧譜は10.99ポンド。これは結構高めで、
6,7ポンドになってしまうものもある。でも音楽CDもソフトなんだから、こういう
売り方の方が自然のような気がする。
当たり前といえば当たり前だが、上記のようにいろんな小売店でも日本との
ちょっとした違いが見られる。
まずは何よりも、すべてが内税だということ。こちらの消費税(VAT)は17.5%と
恐ろしく高いのだが、すべて内税表示なので頭の中で余計な計算をしなくてすむ。
それからレストランなどで食事をしたとき、日本では伝票を持ってレジに行って
清算するが、こちらでは食事が終わったことを告げると伝票を持ってきて食卓で
計算する。まあ日本でもちょっとしゃれた店ではそういうところもあるけど。
スーパーマーケットのシステムには最初戸惑った。品物をかごに入れてレジで
清算するっていうのは同じなんだけど、レジの打ち方が違う。日本はレジ打ちの
人が買い物かごから買い物かごにうつし、清算が終わった後別のスペースで
袋詰するわけだが、こちらでは買い物かごからお客さんが自分でベルトコンベア
にのせる。ベルトコンベアがちょっとずつ商品を運びながらおばちゃんがレジを打ち、
そこを通りすぎるとちょっとした囲いの中に商品が放り出される。そこの囲いの中には
スーパーの袋がとっちらかっており、お客さんはベルトコンベアに商品をのせたあと、
全速力でそこに行ってまた自ら袋詰を行う。袋詰の途中で大体清算が終わるから
そこでお金を払う。
袋詰が終わらないと次の人の計算が出来ないのでさっさとしなければいけない
のだが、まずMはビニールの買い物袋を開くところから戸惑ってしまう。買う量も
少ないのですぐレジ打ちは終わってしまうので、結局いつもおばちゃんに手伝って
もらいながら袋詰することになる。みんなが袋詰のエキスパートならよく出来た
システムだと思うけど、日本のように追いたてられることなく清算したいなあ。

イギリスのスーパーマーケットのレジのシステム。
それにしてもマウスで絵を書くのって難しいなあ。
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