ぬくぬく毛玉ワールド メールアイコン




2008年5月10日(土)お昼の12時10分
純ちゃんが天国へ召されてしまいました
昇天
3歳8ヶ月の短い命でした
次の日に近くの河原の土深くに埋葬しました

その日の様子
その日は土曜日だったので人間2人が起きたのは10時前
旦那の方が早く起きたので純ちゃんをカゴから出したのは旦那
カゴからは元気に出てきたそうですがどうも動きが鈍い
私のところへ来るときもどうも足がヨタヨタしているし元気なさそう
ということでストーブを出してきて温めることに。
カゴに入れてストーブの近くに持って行ったのですが、どうも動きが鈍い
病院に連れて行こうかどうか迷ったのですが、
動かして環境変えて更に調子悪くなっても困るし
しばらく温めて様子を見ることにしました。

しばらく温めてちょっと調子が戻ってきそうだったので
旦那は外出し、私は顔を洗うことにしました
顔を洗っているとカタンという音がしたので
「あぁ、元気になって動いてるわ」
と思って安心して戻ると
カゴの中で仰向けになって目を見開いて足が伸びきって息絶えていました

あわてて叫びながら抱いても全然ダメでした
そのときはまだ暖かかったのに硬くなり始めてて目を閉じてあげることができませんでした
泣きながらずっと手の中で抱いていたのですが抱いている限りは暖かかったので離すことが出来ずにずっと抱いてました
気になる様子
泣き止んでちょっと冷静になって体重を量ってみると26gでした
元気なときは39gだったので、2/3になっていたんです
体重管理すべきだったとすご〜く後悔しました
そういえば調子悪そうな様子は前からあったなぁと思い出しました
■餌を吐き戻して振り回す
これは純ちゃんが野生じゃないから性行為の吐き戻しを本人が理解できてなくて振り回しているんだろうと思っていました。ずいぶん前からやってたし。でもこれで自分が栄養が取れなくなってたのかも……?
■糞が黒い
3月くらいかな、これは血が混じっているのかもと思い、さすがに異常だと思って様子を見ていたのですが、すぐに治ったので安心していました
■糞のなかに未消化の餌がある
4月くらいからかな、これも様子を見ていたのですが、ときどき未消化の餌がありました
■水浴びをしてくれなくなった
これは3月くらいからかな。1月の寒い時期でも水浴びしていたのでおかしいなぁ調子悪いのかなぁと思っていました。何回も吐き戻すし水浴びしないし顔がベージュ色になっていたので、5月7日晴れていたので嫌がるのを無理やりジャブジャブ洗ってタオルで乾かしてから日向ぼっこさせてやりました。お湯で洗ってるのにすごく震えていてました。そのとき、羽根が濡れて体があらわになったんですが、えらくちっちゃいなぁと思いました。ただ、日向ぼっこ1時間もすると羽根が元通りになってふっくらしたいつもの純ちゃんでした。
純ちゃんを洗うことは今まで2〜3回行っていたので初めてではなかったんです。
今思えば、あのとき無理にでも体重量っとけば良かったと後悔しています。
■捕まっても嫌がらず手の中で寝るようになった
3月末から。これはさすがに歴代初めてだったので調子悪いのかなぁと心配しましたが、カゴの中では結構元気で、私たちがご飯食べているときはカゴの中で「出してくれコール」をしてすごく元気にブランコ漕いだり、うろうろピョンピョン飛び回っていたので懐いて慣れただけだろうと思っていました。
■鼻の色がオスみたいに白くてツルツルになった
これに気づいたのは5月10日当日です。こんなに鼻の色白かったっけ?って思いました。
■足に血の気が薄い
これも気づいたのは当日。
後から思うと、死因は心不全だったのかも。血の巡りが良くなかったんですね、きっと。
食べ物
人間の食べ物を与えると早死にする、というのを聞いていたので極力あげないように注意していました。
だけど、小さいとき、おしゃべりに興味が無いし全然懐いてくれないのでご飯粒口からあげちゃったら、味を占めて口から食べ物をほしがるようになってしまいました。あげるとしてもご飯粒とか、野菜とか、味のついていないものにし、なるべく与えないようにはしていたのですが、人の目を盗んで旦那が食べるポテトチップスの袋の中に入っていったりしてました。

心のよりどころ
純ちゃんは私が仕事を辞めた07年9月からはずっと一緒にいました。
朝はカーテンを開けて純ちゃんに「おはよう」を言った後、朝食が済むまでカゴから出しません。
その間、カゴから出してほしくて「出してコール」をします。
ブランコをおもいきり漕いでカゴの出口とブランコの間を行ったり来たり、うろうろピョンピョン動き回ります。
カゴの扉を開けたら転げるように出てきてキスしてくれます。
4月からはずっと手の中でぬくぬくしていました。
料理しているときにカゴに入ってくれなくて鍋の近くに飛んできてハラハラしたりしました。
外出して帰ってきたらただいまを言って、カゴの中から私を見ると「出してコール」してくれました。
純ちゃんの糞は今までのオスのインコよりも大きくてベチャウンコでフローリングにこびりつくので、掃除が大変でした。
カゴの中の餌箱に入って餌を巻き上げるのでカゴの周りは餌がいつもばら撒かれていて、部屋はいつも汚れた状態でした。

5月23日に弟夫婦と両親が遊びに来たので、純ちゃんのカゴを綺麗に洗って干した後、物置にしまい、部屋を綺麗に掃除しました。

糞で汚いカーテンも買い換えました。
エアコンの糞よけも取り除き、エアコンの上を掃除しました。


いつもなら1週間もするとすごく汚くなるのに、部屋が綺麗なんです。

外出して帰っても迎えてくれる純ちゃんはいません。
足元を気にして歩かなくてもいいんです。
エアコンの上に留まっている純ちゃんはいません。
フローリングはいつまでも汚れません。
餌が散らばって汚れることもありません。
洗面所で水浴びすることもありません。
一緒にトイレに入ることもありません、
テレビの上に丸まっていることもありません。

ずっと当たり前だと思っていたことが、あたりまえじゃなくなったことに、いちいち気づいて泣いてしまいます。家のあちこちに思い出が転がっています。


ずっと純ちゃんに癒されていました。
今までのインコは、逃がしちゃったり、学校言っている間に亡くなったりして、死に直面はしなかったんですが、純ちゃんは一日中べったり一緒にいて自分の子供のように思っていたし、死に直面しちゃったので、一番ショックでした。
ずっとこのHPも見ることができませんでした。
やっと落ち着いて書けるようになりました。
整理をするためにも、純ちゃんを忘れないためにも書いておこうと思いました。


純ちゃん今までありがとう。
一緒にいてくれて本当にありがとう。
幸せでした。
大好きだったよ。
安らかに眠ってください。