25/JUL/2001 -Wed- ビバリー・ヒルズ・ニンジャ 先週のサッカーは雨だったが、今日は快晴。Mにはちょうどいいくらいだったが、みんな
暑い暑いってへばってた。東京の猛暑でサッカーやることを思えば全然大した事ないんだけどな。
Felixが日本語で「too hot, I'm dying」ってなんていうの?って聞くので教えてやったら、
「アチー、シヌー」としか言わなくなった。
ARUPは毎週水曜、5:00〜6:00の間コートを予約しているのだが、次の団体が来たとき、
入れ替えのときに「イナモト!」と声をかけらられた。注目度は高いぞ!稲本!
久々にテレビでサッカーの中継を放映していた。1864ミュンヘン(ドイツ)とニューキャッスル・
ユナイテッド(イングランド)の試合。そろそろシーズンインだから練習試合だろうか。それにしては
真剣だったな。何かのタイトルだったのだろうか。まあその試合はどうでもいいんだけど、来週の
水曜にアーセナルの試合が放映されるらしい。早速稲本出るだろうか。
夜、ハリソンフォードの「7days, 6nights」が「coming soon」と出ていたので、この後放映されるのかと
思ってテレビの前で待っていたら違う映画が放映された。その名も、「ビバリー・ヒルズ・ニンジャ」。
Tristar filmってあったから一応これでもハリウッド映画なんだな。恐ろしくレベル低かったけど。
典型的なアメリカンコメディーで、こりゃ金かけてないわ。
ニンジャの郷に白人の赤ん坊が流れ着く。赤ん坊は育ち、やがて史上初めての白人ニンジャになる…
と本人(ハル)はレジェンドを描いているんだけど、ぶくぶくに太った身体は動きが鈍く、
何をするにも失敗ばかり。それでも、お調子者だが気のいい、そして偉大なニンジャになることを
夢見てやまない彼を、先生(タコグラ道場らしい)や一番弟子のゴベイ(日本人の名前か?)は
見捨てられない。ある日、ニンジャ部隊が全員出払っているとき、なぞめいた美人、サリー・ジョーンズが、
自分の恋人の尾行をしてほしい、という依頼をタコグラ道場に持ちこむ。ニンジャ道場って一般人の
依頼を受けるのか?探偵事務所みたいだな。サリーにすっかりほだされたハルはまだ忍者の資格も
ないのにいいカッコをし、勝手に依頼を引き受けてしまう。が、その恋人は実はマフィアのボスで、
ハルは偽札事件に巻き込まれてしまう。そしてアメリカに渡ったサリーを助けるため、ハルは彼女の
後を追い、ビバリーヒルズに入る。
日本人(の役どころ)が一杯出でてくるのに日本語は一言も話さないし、タコグラ道場の風景はどう見ても
中国の庭園。のぼりには「忍者」の文字が。そんな忍者道場あるか?対立するマフィアのボスは
オザルという名前だし、背景に出てくる日本語が「鮨だる」、「緑竹バス」ともうむちゃくちゃだが、
はじめっからそんなに気合入れて作ったような映画でもなく、なんかそのあたりを楽しんでいたら
最後まで見てしまった。しかしアメリカのコメディーって吉本新喜劇みたい。最後のオチで兄弟子の
ゴベイが吹っ飛んでいくんだけど、めちゃめちゃ飛んでだぞ。
なお、ビバリー・ヒルズシリーズとは関係ないのでブランドンもディランもナットさんも出てきません。 |