芸術文化論(後期)
[授業の概要]
「風景」という文化意識の編制がどのように芸術作品と係わりをもつのかというインタラクションをテーマとし、この理解を得る手がかりとなる知見を修得してもらう。
「キーワード] 文化と芸術の相関関係、風景、まなざし、自然、故郷、ノスタルジア、陋巷、《中心》と《周縁》
[授業の構成]
- イントロダクション : 芸術と風景
- 風景の発見 : 意味としての風景―絵画と文学
- 山の発見 : アルプス、富士山etc.
- 故郷の発見と郷愁 : ロラン・バルト、蕪村、つげ義春etc.
- 陋巷の発見 : 近代都市の中心と周縁etc.
- 『あめりか物語』の作品世界 : ニューヨーク、ウォール街etc.
- 『ふらんす物語』の作品世界(1) : リヨン(1)
- 『ふらんす物語』の作品世界(2) : リヨン(2)
- 『日和下駄』の作品世界(1) : 東京の風景を遊歩する(1)
- 『日和下駄』の作品世界(2) : 東京の風景を遊歩する(2)
- 『日和下駄』の作品世界(3) : 東京の風景を遊歩する(3)
- 『墨(*)東綺譚』とそのほかの作品世界(1) : 風景描写の文學(1)
- 『墨(*)東綺譚』とそのほかの作品世界(2) : 風景描写の文學(2)
- 『墨(*)東綺譚』とそのほかの作品世界(3) : 風景描写の文學(3)
- 論文試験提出 : 課題に沿って論述した小論文を提出
(*)=サンズイ偏がついている
|