加太宏邦
KABUTO hirokuni
W E B S I T E

フランス語 Fieldwork演習 文化表象論 芸術文化論 外書購読(英語) 仕 事

2012年3月現在。
以降この演習は閉鎖。更新しません。


| 外書購読(英語)|

外書購読・英語(前期・後期) 

[授業の概要]

観光政策は、わが国では地域活性化を目的として策定されることがよくある。しかし、集客装置開発の経営学的感覚で行われることが多く、これがしばしば大きな過誤をもたらしている。夕張市の破綻や熱海や鬼怒川温泉の衰退、全国いたるところで発生しているテーマパークの倒産など、そのほとんどは観光学への認識不足からきていると言っても過言でない。この講読では、観光理論研究の先進国であるイギリスで編まれたJohn Urryの観光論からいくつかを抜き出して、観光学の要諦を学習する。

[授業の構成]

  1. オリエンテーション:  授業の進め方について説明。
  2. イントロダクション(1):   観光学理論(観光社会学)の概説
  3. イントロダクション(2):   観光学理論(観光人類学)の概説
  4. 講読成果発表と討議:   テキストを24回にわたって精読する
  5. 試験:  筆記試験

[テキスト]

The Tourist Gaze, second edition, by John Urry, Sage Publications, London, 2002
・ epigraph
・ 1 The Tourist Gaze
・ 7 Seeing and Theming
・ 8 Globalising the Gaze
使用テキストは図書館で借りだすか、生協書籍部などで購入しておくこと。
なお、、同じ著者による同じタイトルの著作(1990年版)があるので注意。本講読で用いるのは同書のsecond edition(2002年版)の方である。

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