2000/2/29 FREEFUNK

 今回は、趣を少し変えてアマチュアバンドについて、私の考えを書いてみたいと思います。  

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 最近、ふとしたきっかけで、FREEFUNKというバンドのメンバーと友達になった。


 P-FUNKのライブ会場でチラシをもらったのがきっかけだったのだが、そのチラシが結構イケているのでいってみることにした。正直、あまり期待していないというのが本音であった。自称FUNKYなバンドといっても首をかしげたことが多かったからだ。



 彼らの出番は、約50分位であったが、非常にFUNKであった。
 出だしいきなりドラムペダルのチェーンが切れるというアクシデントがありながらそれを即興によってきりぬける。それにしてもベースがいきなりワウをバリバリかけまっくている。こんなのは私でもやったことない(笑)。
 メンバーは、ギター兼ボーカル、ベース、ドラム、パーカス、ペット、サックスという小人数ながら皆、相当に巧くグルーブはバッチリであった。ボーカルもエンターテイメント性重視しており途中で、コール&レスポンスをやるのである。アマチュアバンドでこんなことやるのは冒険と思うのだが、3分位続いたのであった。
 演奏後、話をさせていただいたのだが、もう5年くらいやっているようで納得の演奏力であった。
 このバンドについては、これからもこのページで応援していきたいと思います。
 

 で、今回書きたかったことは、やっぱり生演奏を聴いてもらいたいということなのです。
 P-FUNKのライブでわかったことは、若い世代が、生で初めて見るP-FUNKにえらく感動していたことです。で、自分では、皿回しはやったことあるが楽器などはやったことないという人が多いのでした。
私が思うにHIP-HOPは、サンプリングという手段を使ってグルーブを借りているだけなので、自分のグルーブではないのでいくらカッコいいことをやっていたとしても、それは借り物でしかないと思うのですが・・・。
 ということで今の世代の人にはクラブばかり行っているのではなくライブを見に行ってほしいと思う。そうはいってもなかなかFUNKの来日は少ないので、上記のような粋なバンドのライブを見てほしいと思います。
 そうすれば、君の音楽観もかわるはずだ。

 

© kenitsy 2013