MOJO HOUSE (2003/7/26)

 1月ほど前にLive discoを始めたMOJO HOUSEに呼ばれまして、いってまいりました静岡は富士市まで。今回はDAYTON PROJECTのライブをメインということでしたが、なぜか5時間もDJをやるということで両手にレコードを抱えて出発。いつもは、ある程度選曲を決めていくのですが、さすがになりゆき次第、今回は重さを押さえるという点で選んでしまいました・・・。

 3時半位にJR富士駅到着。MOJO HOUSEのじゃねままが駅まで迎えに来てくれるとのことだったので、それまで、懐かしの富士駅周辺を散策。昔よく行っていたCD屋のすみやとパピーというデパート内にあったCD屋がなくなっているのは非常に寂しかったです。
 じゃねままと再会した時には、結構雨が強くなってきて、イベントの客足が不安になってきましたが、車中でtネットラジオの話とか、JB人形の話などを話していると、懐かしい風景が目に映る。こっち方面は7年ぶりですかね。富士駅とかはまだ行く機会があるけど、吉原本町までは来る機会ないですもん。(JRの富士駅とはちょっと離れているんですよ)。
 会場に到着すると、DAYTON のメンバーがすでにセッティングを始めていた。会場は思っていたより広めで、おどるにはちょうどいいくらいの大きさ。ミラーボールも大きめで、LIVE DISCOという雰囲気にピッタリ。あとは、お客さんが入ってくれれば申し分なしって感じでかな。

 リハが押し、開始時間が遅くなりましたが、お客さんも若干という状況。
 そんななか私のDJスタート。お店の雰囲気もまさにディスコという感じだったので、もとりあえず、80年代前半のディスコという趣で、BAR-KAYS , KLIQUE , L.A.CONNECTION といってみました。
 しかし、お客さんが少なく、なかなか踊ってもらえませんでした。ということで、今度は爽やか系でDELEGATION , TRUSSELを流してみるもダメ、こうなればと開き直り、MARZ , DYNASITYという究極FUNKでもだめでした・・・・。
 お客さんの入りが遅いということで、しばらく私のDJが続行。そこで試しにながしたGo-JackのSUAVEはやはり反応無く、E.U.のIT'S A FAMILY AFFAIR~RARE ESSENCEのGIVE IT HEREとベタな選曲で行ってみましたが、結局、踊ってもらうことはできませんでした。
 そんな状況のなかDAYTON PROJECTの1回目のライブへ。客は、15人位そして、イスに座ったままのライブ開始。私もブースを飛びだしフロアーへ。この前のイベントでの喝が効いたのか今回はいい演奏。それにミキシングを担当していただいたトシさんはムゲンで遊んでいたというだけに黒い音をわかっていてすごくいい音です。東京のライブハウスだと、どうしてROCK系のバンドが多いため、正直音がイマイチということが多いもので特に感じました。
 途中から、東京からお客さんの深谷さん登場。各駅停車で来たそうで、道に迷ってしまったとのこと、この行動力はさすがです。
 ライブの終わりのほうでも席についたままのお客さんでしたが、ちゃんとみんな喜んでくれているのは分かりました。踊らないのは、土地柄なのかな~なんてある意味納得して、今度のセットの選曲も自分流でいくぞと覚悟がきまりました。

 1回目のライブも終わり、私の次のセットへ。ROGERのMAXX AXEからBOOTSYをはさみ、今度はオールドスクールへ、BREAKS~BUST A MOVE。ここで、OKBへバトンタッチ。この頃には、お客さんも集まり始め、ROGER のメガミックスなどで、フロアーには踊る人も現れてきたました。WELL REDのGo-Goっぽい曲でチェンジということだったので、勢いで次の私のセットもGo-Goで。LEAN ON ME ~BUSTIN' LOOSE~ IT'S IN THE MIX。そして、芋煮へ。
 この頃は盛り上がってましたね、フロアーも。「バーベキュー&カリー・・・・」のあたりで笑いも起きている。「やった」って感じでした。合間をあたえずWE NEED SOME MONEY へ。私もフロアーまで出て、一緒に大合唱してしまいました。SHAKE YOUR THANGでDAYTON PROJECTの2回目のライブへ。

 今度は客も大勢いて、当然、みんな盛り上がる。みんな笑う。みんな踊ってたね。1セット目がウソのよう。私はDJブースでゆったり見てました(笑)。ライブが終わり余韻を大切にしたかったので、ZAPP関係でDO IT ROGERを。ぼちぼちお客さんが帰り始め、時間が午前0時を回った頃には、ほとんどいない状況となりました。場所が場所だけにしょうがないよなと納得しながら、今度はROCKと、かけたIAN DURYのREASONS TO BE CHEERFUL PART3をかけたとたん、2名ほど握手を求めてきたのでした。Go-Go で盛り上がっていてもこんなことは、無かったので、嬉しい限りです。その後、CURIOSITY KILLED THE CATを挟んで、再度はHIT ME WITH YOUR RHYTHM STICKを。
 その後、ロバートパーマーやバブルガムブラザーズなどかけてるとお客さんが0人になってしまいました・・・。

 じゃねままに聴くと皆、近くのSOUL BARに流れているとのこと。 私たちも招かれているということなので、後かたづけの終わった
DAYTON PROJECTメンバーと一緒にそのお店、PIPSへ移動。お店に入ると拍手の嵐。こんなに歓迎されたのって初めてじゃないかな。バーケーズという最高のBGMに壁一面のシングルレコード。なんか興奮します。
 一同飲み物を頂いて乾杯。私がまだ見ていない97年頃のファンクイベントのビデオを鑑賞。ほんとは、お客さんといろいろお話ししたかったのですが、画面に釘付けでした(笑)。このお店は、約2年前にオープンしたとのこと。私が住んでいた頃こんなのあったらななんて思ちゃいます。
 しばらくして、
DAYTON PROJECTのメンバーが東京へ戻るとのことで、お別れ。私達も、しばらくして、お店をあとに、再び、としさんと深谷さんとMOJO HOUSEへ戻る。電車までの時間があったので、ジャムったりして時間をつぶす(ベース弾くのってほんと久々でした(笑))
 としさんが用があるということで、ここでお別れ。ほんとお疲れでした。

 あとは、始発を待って深谷さんと吉原駅へ。のんびりと東京まで帰るのでした。

ということで、今回は、初めてほとんど知らない人の前でのDJということで、いつもとは違う感覚でやらせてもらいました。それも、皆さんに喜んでいただけて嬉しいです。また、行きます。絶対に。



 

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