Patrice Rushen

   Freddie Washingtonの良き相棒といえばPatrish Rushenであろう。(一般的にはPatriceの相棒がFreddieなのかな)

    彼女のElectra時代以降のアルバムには全て参加しており、まさにファミリーなのであろう。


 彼女は、人によってさまざまにイメージをもっており、例えば、女性JAZZキーボードの第一人者、DJの必携のアーチスト、キュートなボーカリスト、POPなアーチスト、ファンキーなアレンジャー等々、しかし、どれもがピタリと当てはまり、しかもどの方面からも評価されているという稀な存在である。
 
 ここで、彼女について少し説明を。1954年9月30日、ロスに生まれ、6歳の頃からピアノに触れ、18歳の時に「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に出演、賞も獲得し、その後、Prestageと契約。73年にはデビューアルバムを発表する。この後3枚を発表し、ジャズのキーボードとしての地位を確立。この時期、Lee Ritenour とのコラボレート、特にGentle Thoughtsとして初来日を果たしている。78年には、Electraレーベルへ移籍し、そこでは、自らボーカルを担当し、作品もポップでファンキーに変化して、数々の名盤・名曲を発表している。このElectra時代に成功を納めたのも、Freddie Washingtonの力による部分も大きいと思う。Freddie のベースが産み出すグルーブに彼女の甘い声がマッチしていて魅力的であるのは、言うまでも有るまい。

 84年の”NOW”以降は、マイペースな活動ながら、87年にAristaで、94年にマイナーのSin-Domeで好盤を発表し、平行してさまざまなアーチスト(多くは、フュージョン系)のアルバムに参加・プロデュースしている。旧友の集まったThe Meetingというグループにも正規メンバーとして参加し、2枚のアルバムを発表している。

 しばらく、沈黙していたが、97年には、完全なインストアルバム’Signature’を発表している。


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