1998/5/21 BOOTSY LIVE

 遂に、この日がやってきた。5回目の来日である。

 BOOTSYのライブは、ジャングルベース以来約4年ぶり、FUNK系でもBERNIE WORRELのアムラックス以来約1年ぶりなので、すごく楽しみです。特に今回は、NEW ALBUM ”FRESH OUTTA ‘P’”(老いも若きも楽しめる名盤です。まだ、未聴の方は、ぜひお試しを!)がリリースされての来日ということで、期待が高まります。

 また、今回は、FRED WESLEY も同行するようで、彼のトロンボーンを生で聞くのは、初めてなので、一層ボルテージが上がっています。(というのも、私がトロンボーンを始めるキッカケが、彼のビデオ(BOOTSYのライブ)を見てからなのです)

 今回の会場、赤坂ブリッツに早めに着くと例によって、私の昔からのFUNK友達の「○屋」君や「□井」君にひさびさに会えて、昔話等で盛り上がる。

 開場に入って、びっくりしたのが、なんとイス席になってました。FUNKのライブは、スタンディングというのが、通例なので驚きました。後から聞くと、平日のせいで客が少なかったそうです。

 オープニング曲は、例によって ’Ahh..The Name Is Bootsy,Baby’。おや、BOOTSYのスペースベースが何か変である。しばらくして、BOOTSYがこっちを向いたとき大歓声が起きた。やはり、スペースベースが新型となっていた。今度は、星の形が、きっちとした星(まさに☆の形)となっており、ヘッドまで星型になっていた。(個人的には、前の形のほうが好きです。バランス悪そう。)

 FRED が、こんなにでかい(太っている。)とは、思っていなかった。あの音圧は、この体のおかげなのかと妙に納得。私も太らなければ・・とか思ったりする。RICK GARDNER と黄金の HORNY HORNS 復活である。素晴らしかったが、もう一管、サックス(MACEOであれば最高だが)が欲しかったところである。

 曲間でギターが、スーツを脱ぎ出した。なんと、オムツである。GARY SHIDER である。彼の同行は、事前告知に無かったので驚いた。

 選曲は、新旧取り混ぜた内容(パーラメント、ファンカデリックそしてJB’Sの曲を含めて)だったのですが、新曲は、こなれてないというか、ライブ向きではないのかな、という感じでちょっと残念でした。

 途中、ミキシングの悪さや、BOOTSYのエフェクターの不調(ベースソロの終わったあともoffにならずにしばらくキュルキュルといってて、BOOTSYが止めようと必死だったのは、笑えた。)もあったが、なかなか良いライブであったと思う。



© kenitsy 2013