CD REVIEW

今週は、D'ANGELO / LIVE IN OSLO

    このコーナーは、特に脈絡もなくその時にいいなと思ったアルバムを紹介していきます。

D'ANGELO / LIVE IN OSLO

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JUNKYARDのSARDINEをカバーしているということで、購入しましたが、NEW SOULという私のイメージと大きく違っていて、P-FUNKやのフレーズを散りばめられていたり、JAM JAMMIN’という曲ではPRINCEがライブでやっていそうなセッションだったり、FUNK好きには思わずにやりとする内容でした。(なお、最近のライブではなく2000年のライブのようです。)


CHUCK BROWN / WE GOT THIS

We Got This

GO-GOつながりで今週はこちら。前作ではヒットチャートもにぎわせ完全復活を果たし、奇跡の来日公演も実現させた彼の2010年の作品。新曲5曲の他、ライブDVDとCDが付いた豪華3枚セット。クレジットに亡くなったLITTLE BENNYへの追悼の言葉が記載されているが、CHUCK本人のラストアルバムとなってしまった。R.I.P.


V.A. / GO GO GET DOWN

Gogo Get Down Compiled By Joey Negro

コンピつながりで今週はこちら。日本に生息する数少ないGO-GOマニアを驚嘆させたコンピレーションCD。半分以上の曲が日本では全く知られていないGO-GOで、初期のいなたい生演奏での力強いFUNKは、たまりません!

なお、GO-GOに興味がある方は、こちらのホームページも要チェックです。



tsob

V.A. / THE VERY BEST OF TSOB 

久々のレコード漁りで見つけた奇跡のコンピ集。LIVE BAND で有名なこのレーベルではありますが、USブラックディスクガイドで、他の作品も良いという記載があったことから、集めていたレーベルですが、あまり掘り出すことは出来ずに今に至っていたので、中古コーナーでこれを見つけたときはビックリでした。(実際、12曲のうち、所有しているのは5曲でした。)Boogie Times からのコンピですが内容は評判通り最高です。LIVE BANDが好きな方はぜひ。



THE BAR-KAYS / THE REAL THING
前作の’48HOUR’が94年作なので、なんと9年ぶりの新作。まだ、がんばっているんですね。RIGHT NOWというマイナーレーベルからです。正直期待していないで恐る恐る聴いていたので内容は、まずまずです。FUNKもありますし、スローもLARRY DODSON節は健在です。これだけ癖のある歌い手はそういないですからね。
現在は、LARRY DODSONとJAMES ALEXANDERと完全に2人組みになってしまいましたが、これからもガンガンやってほしいものです。

                 

V.A. / FUNK YOUR STYLE 
日本のファンクも遂にここまで来たかっ!って感じです。
FUNK YOUR STYLEの名のとおりそれぞれのバンドの個性が強烈に出ており、個々の楽曲は、非常に気合いの入ったいい出来となっています。
このアルバムを聴いてみると、FUNKといっても、いろいろなスタイルがあるいうことがわかると思いますが、どれもFUNKです。
要は、かっこよければ、全てFUNKでいいのではないでしょうか。

唯一残念なのは、個性が強烈すぎるので、最初から聴いていると疲れてしまうことでしょうか。楽曲がいいだけにもう少し、曲順考えろよと思うのは、DJの視点でしょうか?(俺だけかな)

とにかく、FUNKが好きと思う人は、聴いてみてください。
金を出しても、買う価値有りです。

このアルバムが、FUNKの復活の起爆剤になることを願って・・・。


THE CLINTON ADMINISTRATION / ONE NATION A RE-GROOVE 


P-FUNKの名曲の数々をJAZZ FUNK風にアレンジしたというアルバム。ただ、内容は、原曲の雰囲気を崩すサンプリングものとは一味違う素晴らしい出来です。
なんといっても、ドラマーとしてCLYDE STUBBLEFIELDが参加しているというところがミソである。単なるカバーになっていなのは、彼のグルーブたっぷりのドラミングが素晴らしいからであろう。はっきりいって「凄い」の一言です。


JUJU / BLACK FACE
E.U.の主要メンバーというよりは、セッションドラマーとして有名なJU-JU HOUSEの初のリーダー作。CHUCK BROWNのライブビデオでも健在をアピールしていたが、このスタジオ作でも、充実した内容を提示してくれている。ただ、Go-Goのフォーマットの曲がほとんどないし、カバー曲ばかりであること、そして、音が新しめであること、から、賛否両論あると思うが、弾けるような彼のドラミングが聴けるだけで私は満足である。

U-10 / LIVE
残念ながら、解散してしまった京都のグループ、U-10のライブアルバムです。彼らのライブ始めて見たときの興奮は今でも忘れられない。まさに、GROOVEの洪水というのがふさわし内容で、思い出すだけで興奮がよみがえってくる。ほんと、圧巻だった。このCDでもその一旦を垣間見ることができる。ただし、このバンドはライブを実際に体験するのに限る。結局、京都を拠点として活動している2回しか見れなかった。このメンバーでのライブがもう見れないと思うとつくづく残念に思う。次の展開に期待したいところである。

CHUCK BROWN / PUT YOUR HANDS UP (DVD)
昨年に続き、今年も大予想。(去年は1勝2負かな)
1.昨年につづき、Go-Goブーム到来。(誰かが来日?)
2.今年こそ、Bootsy来日。
3.CHUCKII BOOKER再評価?



FREEFUNK / UNIVERSE , FUNK AND LOVE 
注目の彼らのセカンドアルバム。約1年をかけて作成された力作である。このセカンドCDでは、メンバーも結構変わっているが、なかなか聴ける。特に2曲目のFREEDOM TO BE FREE 自由自在などはこれからも彼らのライブでの重要レパートリーとなるであろう曲だし、6曲目のSPACE WALKは私好みの曲で、大好きである。ただ、正直言って、前作があまりにいい出来であるためこの位では、私は満足出来ないのであった。彼らならもっと私をときめかせてくれるはずである。でも、それは、高望みなのかな?だって、前作は、いまだに私が聴いた21世紀に発売されたアルバムのナンバー1なのだから。


Afrodisiac / Afro-Beat
東京で活躍中のアフロファンクバンドのファーストアルバムです。彼らは、アフリカンリズムという他のアマチュアバンドでは、お目にかかれないスタイルで活動しており、このアルバムでもそのグルーブを感じていただけると思う。細かい点についていえば、いろいろあるのですが、そんな事が気にならない出来となっています。ただ、やはり彼らの本領はライブ。ライブを見ないでこのCDだけ聴いただけでは片手落ちないので、是非ライブ会場に足を運んで買っていただきたい。遠方の方は、彼らのホームページでお買いいただけます。
私にメールいただいた場合も、ご用意したします。


BOOTSY COLLINS / PLAY WITH BOOTSY 
約5年振りの新作。SNOPPとの共演、CM出演など話題の多かった昨今。本来であれば、大喜びで紹介するところなのですが・・・・・。前作が今の音と昔の音が絶妙にバランスのとれた名作だっただけに残念です。このカリは、是非来日してもらって、ライブで倍返ししてもらいましょう。(CATFISHどうしちゃったの・・・・)



FRASCO MASTER GO GO / (We Need Some) 芋 煮
はっきり言って、この曲が存在していなかったら、今の私はなかったであろう。約1年前、最初に聴いたときは、こんなのやっている日本人がいるんだと関心した程度であった。しかし、2度目には踊りまくり、3度目には大声で叫んでいた。この曲を聴いているとメンバー全員が(これを聴いて踊っている人も含む)、心からGo-Goを愛しているというというのがひしひしと伝わってくる。
それまでGo-Goを特に意識していなかった私であるが、後光に吸い寄せられるようにGo-Go天国への階段を昇りはじめたのでありました。

ちなみにこのCD、現在のところ、プロモ盤ということだそうで、残念ながら手に入らないようです。
もし、この曲をお聴きになりたい場合は、毎月第3金曜日、恵比寿ENJOY HOUSEにてGo-Goパーティー
「FRASCO」が行われていますので、そちらで聴くことができます。チャージもありませんのでお気軽にご来場ください。お待ちしています。詳しくhttp://www2s.biglobe.ne.jp/?dub/gogo/gogo.html まで。


Bootsy's Rubber Band / Live In Oklahama 1976
まだ、こんな音源が残っていたのねという感じがするライブ盤。といっても海賊盤ではなく、正規盤の模様(ライセンスは、Bootsyillia Productionとなっている。)。丁度、ビデオで発売されているHALLOWEEN Nightと同時期のライブで、演奏内容は、ほぼ同じ。しかし、ベスト盤でカットされてしまったFREDのトローンボーンソロだとか、MADBOONの雄叫びやら面白い。
今回、ミキシングの関係で、ギターが非常によくきこえてきてくるので、いままで、何を弾いているのかほとんどわからない状態だったCATFISHのプレイが堪能できるのがうれしい。
このアルバムは、やはり、前述のビデオを見飽きたという人用という感じがするのだが(笑)
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KSK さん, THANK U !


Light Of The World / Check Us Out
U.K.のファンクバンド。インコグニートの前身グループとして有名で、とある解説には'Famous Face'という題名で出されていると書いているが、私が手に入れたのは、'Check Me Out'でした(?)。これは、U.S.盤でジャケ違いのようです。さて、内容としては、バリバリのファンクです。ファーストの時期からは、メンバーも相当変わっているようですが、内容は抜群。1曲目からかなりきてます。その後のJAZZ FUNKとしてムーブメントを起こすのも納得出来るテクニックと若さゆえの勢いが体感できます。かなり、珍しい盤ですが、要チェックです。


Tarace Boulba / A La Demande Generale
ほとんど、知られていないと思われるFRANCEのブラスバンド。フランス語というと抑揚が無いという勝手な思いこみからフレンチポップスというイメージでファンクなんて流行っていないだろうと思っていたのですが、某ホームページによると「メロディアスなものからビートのあるもの」へとここ数年変化しているようである。
このアルバム裏ジャケにはライブステージの写真が映っており、十数名のホーンがいるようで、サウンドのほうも分厚いブラスに圧倒されてしまう。ジャンル関係なしでGo-Goなんてそのままの曲もあり、非常に楽しめる。今後は、サッカーだけじゃなくファンクもフランスに注目である。      * THIS INFORMATION FROM  
ABI さん, THANK U !


Shirley Murdock / Home
この写真だけ見て、誰か言い当てられる人は、ほとんどいないでしょう。ZAPPファミリーの歌姫、シャーリーなのでした。この変貌は・・・。前置きはさておき、ROGERのもとを離れて何をしていたかというと、ゴスペルの世界にいたようです。とはいえ、約10ぶりのこの新譜。いいです。2002年の新譜では、今のところピカ一です。(といっても新譜はこれしか買ってませんが(笑))今どきの若者にも受け入れられる内容で、絶品です。特に最後の This Is That (REMIX)は AQUA BOMBのフレーズにのる生き生きとした声そして・・・・・。
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金田さん, THANK U !


AKIMBO / ON TOP
昨今の新譜は、CDの収録時間を意識して1時間以上の作品がほとんどであるが、アナログ世代には、LPの片面20分程度がちょうど集中して聴ける時間なので、CD全体聴くのが疲れてしまうものが多いのです(LP場合、面をひっくり返して気合いを入れなおのですね)。
ところが久々にきました!このアルバム。最近にしては(といっても1998年発表ではあるが、私にとっては最近(笑))、珍しい駄作のないすばらしい作品。最初から最後まで通しで聴いても全然あきません!前身はブランニュー・へビーズだそうですが、メジャーになりすぎてやれなかったことを思いっきり爆発させている感じ!必聴です。


IAN DURY AND THE BLOCK HEADS / STRAIGHT FROM THE DESK
特に意図していたわけでは、ないのであるが、偶然にも同時期にこの世を去っていってしまったアーチストが続いてしまった。私がIAN DURY などというと以外に思うかも知れないが、この人ほんとにファンキーなのである。音楽もそうであるが、カッコや仕草、動き全てがファンキーなのです。このアルバムそんなIAN DURYが、BLOCKHEADSを率いてヒットを飛ばしていた絶頂時のライブ音源なのです。カセットテープからの音源であるため、音は悪いが、そのことが逆に、臨場感が伝わって来て、非常にいいのである。
ファンキーな人は、寿命が短いのであろうか・・・。


ROGER / THE MANY FACETS OF ROGER 
今さらと思うなかれ、ライノから今回再発されたCDには、なんと、マニアの間のみに知られている幻の曲 SUPERMAN が収録されているのだ。

それも完全版4分08秒でだ。もうこれは興奮である。はっきりいって、今までは、一部のマニアだけのもので私も喜んでいたのだが、皆にこの曲が聴いてもらえるというのは、非常にいいことだな。と聴きながら思っていまいました。ライノさん、もう一丁!


V.A. / WASHINGTON GO GO SOUND ATTACK
このコーナーを借りまして、今年2002年の大予想(大胆予想)をさせていただきます。
予想その1 - 延期されていたBootsy Collinsの新譜が発売され、久々の来日が実現。
予想その2 - Go-Goブームの到来!
予想その3 - Rick Jamesの再評価。
こんなの出ましたけどいかがでしょう。

GEORGE CLINTON  PARLIAMENT FUNKADELIC / MOTHERSHIP CONNECTION
遂にゲットしました。このDVD!存在を知ってから3年これを見つけるだけのために、何十ヶ所CD屋のDVDコーナーを回ったことか。P-FUNK友達の人から再発されたと聞きCDNOWに注文するもバックオーダー・・・。しかし、今日このジャケを見た瞬間、注文していることもすっかり忘れて、その場で買ちゃいました(笑)。この興奮は、RUBICON以来です。
何度も何度も見た映像ですが、こんなに画像がキレイだと再び感動です(だって、ちゃんと宇宙船だって解るんです(笑))このDVDは、そんな、何度も見ている人にこそお薦めしたい一枚です。(今回の再発にともなってジャケット変わってます。こっちの方が断然カッコイイよ!)

RICK JAMES  / STREET SONGS
何故、今さらという人もいるかも知れないが、RICK JAMESである。数年前、新譜を出したときは、これからは、彼の再評価の時代が来ると読んでいた私であったが、その予想もすっかりハズレ今は、何をしていることやらというところである・・・。
このアルバムは既に3枚も持っているのであるが、見つけた瞬間狂気してしまった。デラックスエディションなのである。なんと、ライブCDがついている。それも絶頂期の1981年である。盛り上がらないはずが無い。内容も凄い。ライブはブートビデオ位しか出ていないと思うので非常に貴重な音源である。今度こそ時代が来るか?


RHINOCEROS / EAT THE BEAT
江川ほーじん氏がかつて率いていたRHINOCEROSの92年発売のサードアルバム。
当時は、東京でも頻繁にライブをやっていて良くEGGMANあたりに通ったものでした。
男性ボーカルが抜けて、女性ボーカル(その前まではコーラスをやっていた平野陽子さん)がメインをはっているのですが、これがなかなかいいのですよ。
ほーじん先生のベースもグルーブしていて、今の彼に聴かせたい思いです。
中古でもほとんど、見かける事がない隠れた名盤。見つけたら買っておいて損は無いです。


R.TROUTMAN / NO COMPROMISE

遂に出ました。ROGERの甥っ子RUFUS TROUTMANのデビューアルバムです。この人の話は、ZAPP&ROGERのホームページの管理人であるKOUさんから話は聞いていたので、個人的にも非常に感慨深いアルバムです。内容も前に紹介したLynchのアルバムに比べても断然こっちの方が、いいです。アップもスローもそしてトークボックスもまさにROGERの復活です。数あるROGER追悼盤でも、これが決定打でしょう。


AMUZEMENT PARK / AMUZEMENT PARK

1982年の発表のアルバム。詳しくは解らないのだが、インプレッションやタイロンデイビスのバックなどをやっていたようである。自分たちで楽器もこなすようであるが、音的にはコーラスグループが、FUNKをやっています。という趣で、軽く心地良い音を奏でてくれる。中古でも安く出まわっているようなので、お薦めである。

P-FUNK ALL STARS  / FUNK UM AGIN...FOR THE FIRST TIME
一部マニアの間(俺と大阪の友達の2人だけ)では、存在が噂となっていた1999年にアメリカで発売されていたライブ2枚組。突然、日本へ輸入盤としての登場です。内容は1989年のLAでのライブ。内容は日本での初来日と同時期ということもあり、勢いのある演奏が聴けます。若干、ホーン隊の切れ味が悪いのが気になりますが・・・・。Sir Nose D'VoidoffunkとWhy Should I Dog Outという珍しい曲をやっているというところがマニアの心をくすぐりますね。

FUTURE FLGHT / FUTURE FLGHT
今回は、久々にたまたまレコード屋で聴いて気に入ったという存在すらしらなかった再発ものを。ライナーによると一部のマニアの間だけで宝物とされていた超レア盤だったようである。81年にCAPITOLから発表された唯一のアルバムである。プロデュースは、今、私の中で旬であるLAMONT DOZIER。(今、80年代の彼は注目なのである。)
やや、AORっぽいところもあるが、FUNK抜群である。私のCDを気に入ってくれた人は、即買いでしょう。なんとお買い得1、800円です。(ちなみに、見にくいですが、ジャケは雲海の写真です。)


BOBBY BYRD  / LIVE STUFENBAU
なんと新着のライブアルバムです。とはいえ91年のスウェーデンでのライブ。奥さんのVICKI ANDERSONも参加しているのですが、バックは新しめの音で好みが別れるところか(個人的には好きなのですが)。それに、クレジットには’MIXED BY BOOTSY COLLINS’と表記されているのです。その上、1曲参加しているので通常であれば、大喜びの所ですが、唐突な登場と曲(?)が、・・・・。これじゃ、無いほうがいいかも。
まあ、なにはともあれ、BOBBY の声が元気で、ライブを聴けるだけで、いいのでは。


久保田 利伸 / BONGA WANGA
何故、今ごろこんなのをとお思いのかたもいらしゃるとは思いますが、今だからこそ逆にイイのです。このアルバム久保田のなかでも、あまりヒットしなかったように記憶しているのですが、黒い匂いをプンプン醸し出している隠れた名盤なのです。Go-Go、アフリカンそしてFUNKと内容も濃いです。参加アーティストも豪華で、BOOTSYを筆頭にJU-JU、CHALIE SINGLETON、MACEO PARKERなど他にも挙げきれないほどです。
普通の中古CD屋でも500円あれば楽勝で買えますので、是非聴いて見て下さい。


BOOTSY COLLINS  / GROLY B DA FUNK’S ON ME !

遂にのコーナーに初登場のBOOTSYです。(関連としては、しょっちゅう出てますが)
はっきり言ってこの2枚組CD単なるベスト盤なので、普通のBOOTSYファンは買う必要無いです。曲もアルバムバージョンが入っているだけなので、どうと言うことないですし・・・。(ワーナー盤のベストのほうが未発表もあり楽しめます)ただ、私のようなBOOTSY MANIAの人には、お薦めです。さすがはRHINOさん。何がって?それは、買った人のみがわかるお楽しみということで。


MARCUS MILLER / M2
最近、来日を果たしたマーカス先生の登場です。前作以上に弾きまくっているこの新作、なかなかです。1曲目からど肝を抜かれるソロ連発。ベーシストなら必聴です。なお、異色なのは、TALKING HEADSのBURNING DOWN THE HOUSEのカバーをしているのが面白いです。なお、MACEO PARKERとFRED WESLYも参加しています。


CHUCK BROWN / YOUR GAME...LIVE AT THE9:30 CLUB , WASHINGTON
最近、巷で話題(?)のGO-GOであるが、タイミングよくこんなアルバムが発売された。そう、CHUCK BROWNの新作である。最近は、ぱったりと彼の名前を聴いてなく、JAZZの方向に向かっているようであったので、このライブ(2001の1月の収録)で現在でもD.C.では盛り上がっているのだなが確認出来ます。さらに、このCD、エンハンスドになっていて映像まで見れるという超お買い得です。ちなみに、トロンボーンに、最近MACEOと一緒にやっているGreg Boyerが参加しています。

MERRY CLAYTON / EMOTIONS
全く、紹介されていない女性ボーカルではないでしょうか? これ。いいです。たぶん、ゴスペルあがりではと思われる強力なボーカル。フュージョン系の豪華バック陣(BassはNeil Jason)が担当しており、非常に出来がいい。
とある掲示板でSLYのカバーネタを募集していたが、B1では’SLY SUITE’という曲でSLYのメドレーをやっており、独特の方法でなかなか面白くアレンジしている。
実は、この女性ストーンズのギミー・シェルターでバッキングボーカルをしていた人のようです。(どうりで、あの歌いかたなのか)他にもアルバムを数枚出しているようです。
* THIS INFORMATION FROM S
akuratani, THANK U !


JIMMY CASTOR BUNCH / E-MAN GROOVIN
キワモノ扱いや'IT JUST BEGAN'でのみ有名なこの人であるが、70年代中期にはこんな軽快な音だったのだと思ってしまう。RHINOのベスト盤で済ませていた私であったが、今は亡き、YIN-YANで聴かせてもらい、探して3か月目ようやく見つけました。突然、意味もなく奇声をあげてしまうなど、独特な部分は残っているが、A面、特にA1の表題曲は、必聴です。



* THIS INFORMATION FROM KEN FROM DA-MARVYLONZ , THANK U !

F.B.I / F.B.I
これは、全く出どころが判らない隠れたグループ。KOOL & GANG等とツアーをしていたらしくその頃のKOOLのような無骨なFUNKを聴かせてくれる。1976年にだされているこのアルバムで、ボーカルはやや弱い気がするが、それでも、ホーンの切れ味は抜群である。特に1曲目の’F.B.I’の圧巻である。これは、CD再発中です。


MADHOUSE / SERVE'EM
続きますP-FUNKがらみ。(わかる人だけ、笑)
これは、以前、なんかの雑誌で見ていたのでグループの存在は知っていたのですが、まさかの音源発掘です。バンド名からこれはと思ったひとは、鋭い!そう、MUDBORNのP-FUNK参加前のバンドです。ジャケ裏の写真には、BOOTSYらしき人が写っているのだが、演奏には参加していないようだ。(RAZORSHARPが参加している。)
曲によっては、怠惰なものもあるが、勢いにのったGROOVEはこの頃から健在である。
このグループについて情報が有りましたら教えて下さい。


PAUL SHAFFER / THE WORLD'S MOST DANGEROUS PARTY
この人を知っているひとは少ないと思うが、私も良く知らない。白人のキーボーデストのようで結構有名みたいなのだが、なぜ、そんなのを紹介するかというと、このアルバムのコンセプトがいろんな人を呼んでセッションパーティーというのなのである。そこに、我らが、BOOTSYの登場である。演る曲は、なんとPRINCE殿下の’1999’(!)ボーカル
のみならず、スペースベースも全開である。他にもクリントンなども参加しているが、この1曲ばかり聴いている。ただ、ほとんど見かけないCDなので、聴いてみたいひとは、我がFUNKの館に訪問するのが早いかな。


SOULIVE / DOIN' SOMETHING
ACID JAZZって普段聴かない私です。音的には好きで、一つ間違えるとはまってしまいそうなのですが、なぜかダメです。ただし、これは、なかなかの出来。見てのとおり3人で音数が少なくても、なかなかいい演奏です。ただ、注目は、FRED WESLYが参加していることです。3曲の参加ですが、ホーンアレンジも彼がしていて、彼の世界になっています。ACID JAZZファンはお気に入り間違えなしでしょう。


SECRET WEAPON  / SECRET WEAPON
PRELUDEレーベルから83年に発表された作品。参加ミュージシャンとして’MENACE’というギタリストが記載されているのだが、これが、あのMENACEかどうかは不明。(それっぽいフレーズも聴こえてくるので、同一人物かなと思っているのですが、もし、ご存じのかた、教えて下さい) いずれにしろ、このころのPRELUDEというのは、良質なダンス・ミュージックを多く発表しているので、要チェックである。やや、ディスコっぽい部分もあるが、チョッパーベースがかっこいいよ。


SOLID BRASS  / TIGHTNESS

SOLID BRASSとして、約4年ぶりのアルバム。間にソロやポンタとやっているものも発表しているが、やはり村田陽一は、こうでなくちゃという名曲揃いです。ホーンの切れ味抜群です。オリジナル曲もいいし、カバーもセンス良し。今回、ゲストとしてマーカス先生も1曲参加してます。ジャケットもかなりいいです。(たまりませんな?)



MIGHTY RYEDERS /  SPREAD THE MESSAGE
先日、AFRODISIACのライブの帰りに立ち寄った荻窪のSOULBAR(でいいかな?)YINYANさんで聴いたアルバム。再発されて久しいが、こんなにFUNKYだったとは・・・。
早速、CDでゲットしてきました。内容は、めちゃくちゃカッコイイです。必聴です。
他にも、いろいろ聴かせてもらったKENさんには、感謝感激です。また、絶対に行きます。皆さんも、荻窪の夜は、YINYANで素敵な夜を過ごしてみては、
 

UWF ALL STARS / LIVE
FREEFUNK月間も終わり今回よりまた週代わりに紹介したいと思います。(FREEFUNK
は引き続きよろしく)こちらは、依然紹介したROGERのトリビュートバンドUWFのライブ盤です。ツアーまでやっていたのですね。(知らなかったです)当然ROGERは参加していませんが、CON FUNK-SHUN, SOS BAND, BARKAYS, GAP BAND, DAZZ BANDが参加し、自分達の曲をやっています。これを聴いて思い出したのが、日比谷の野音でのLET'S GROOVE。また、やってくれないかな?。


FREEFUNK / FREEFUNK
このアルバムに関しては、何も語る必要は無いです。
細かい説明は不要です。とりあえず聴きなさい!買いなさい!そして、2月3日のライブに行きなさい。

極上のFUNKアルバムに仕上がってます。

もし、買えないとか遠方でライブに行けないという人は、FREEFUNKまたはに連絡いただければ、責任を持ってご用意いたします。
なお、どうしても、私の解説が見たい方は、こちらへ。



SPECIAL EDITION BAND  / AT LAST
これまた、レア中のレア。誰も知らないでしょう。正体は私も知りません。発表された年もわからないのですが、アトランタのグループのようです。全体にDISCOぽいのですがベースは、スラップバリバリ全開です。ただ、このバンドの場合は、ハイトーンのボーカルが非常につやのある声を聴かせてくれます。コーラスワークも見事です。メンバーに有名どころはいませんが、SOUL好きにも聴いてもらいたい1枚です。(ただ、ほとんど見ないですが)


 TOMORROW'S EDITION / A SONG FOR EVERYONE
21世紀、最初にご紹介するのは、このグループ。はっきり言ってどこも紹介していないのではと思われるレア盤。ジャケットが非常に私の心をそそられる仕上がりで、名前も知らないが買ってしまった。ボーカルグループではあるが、非常にファンキーである。特にバックには有名どころは少ない(1曲だけKool&The Gangが参加)のだが、非常に強力で、Baby Brother以来のめっけもんであった。コーラスグループだけあって、ボーカルも結構いけているので、見つけたら購入すべし。82年の作品。


 ZIGABOO MODELISTA / ZIGABOO.COM
このアルバムは、浜松のレコード屋さんAPPLE JAMさんに行ったときにたまたまかかっていたもので、一発で気に入ってしまったCDです。誰か尋ねるとMETERSのドラマーで、JOSEF MODELISTAのソロアルバムだったのです。私は、なぜかニューオリンズファンクは聴かなかった人で、この人も意識して聴かなかったのですが、最高です。今年の新作では、ピカ一です。是非聴いてもらうべき1枚と豪語します。今は、このCDのおかげでMETERSの旧譜を聴き漁っている所です。


GLADYS KNIGHT AND THE PIPS / THE SINGLES ALBUM
あまりこのコーナーには登場してこない女性ボーカルの登場です。この人は、中学生時代に名曲「夜汽車よ、ジョージアへ」を聴いて特に好きというわけではないのですが、何か記憶に残っていた人なのでした。で、名古屋の師匠ジョージさんとお話しの中で彼女のライブを見たという話になり、久々に聴いてみたくなり、ようやく手に入れたベスト盤です。彼女はまさに歴史ありというアルバムにしても数え切れないほど出しているのですが、このベストは、ほぼ全期間を網羅している重宝なものです。日本においては、アレサ絶対という感じがするのですが、この人も聴いて欲しい一人です。


Victor Wooten  / Yin-Yang

知る人ぞ知る悶絶超バカテクベーシストの最新アルバム。私はこの人はいままで聴いたことがなく名前だけ知っていたのですが、このアルバムには、Bootsy氏が参加しているということで、購入したのですが、その内容は、フュージョン系ベーシストにありがちなテクニックのオンパレード的内容ではなく、しっかりFUNKしています。2枚組で高い目ですが、A3のHIP BOPで打ちのめされなさい。この人のは、前に3枚ほど出ているようなのでこれから買います。


Bass-Talk ? / Play Da Bass
ほとんど無名なベーシストたちを集めたコンピシリーズ。今回はファンキーなスラップによる演奏が多いので紹介しておこう。(以前のやつでは、ジャコパスの特集などもあった。)先程も触れたが、Victor Bailey以外は、全く知らない連中ばかりである。そのVictorは、プリンスの’Controversy’をやっていて面白い。その他にも一癖も二癖も有りそうな連中のファンキーなナンバーが揃っている。なかなか、お目にかかれないが見つけたら買って損はない1枚である。


Elusion  / Show And Tell
最近、再発された1枚。隠れた名盤とされていた1枚で嬉しい限り。マイケル・ゼーガーのプロデュース作品であるが、Discoというよりファンキーな内容である。1曲、Bernie先生が参加しているのが嬉しい。コーラスグループであるが、リードの力強さによりいいアルバムに仕上がっている。同時にファーストも発表されているが、こちらは、スローが評判のいいアルバムである。日本のみでのCD発売である。こういう場合、知らないうちに廃盤になることが有るので、今のうちに買っておくのが得策であろう。


Roger Troutman / The Second Coming

Rogerの復活です。なんて言いたいところですが、残念ながら一度死んだ人が生き返る訳もないです。この人はRogerの息子さんで、以前、Lynchという名前でCDを発表していた人です。Rogerの死によって名前の継承を受けたということのようです。内容の方は、父に負けないトーキングモジュレーターを披露しておりいい出来に仕上がっています。ただし、ミディアム?スローがほとんどで、アップテンポの曲が無いのが残念でした。Zappの曲も2曲を演っているが、やはりオリジナルにはかなわないのであった。


Bernie Worrell & The Woo Warriors / Live
1週おいて、また、Bernie 先生です。こちらもかれのオフィシャルページでのみ購入できます。日本でもライブをしたThe Woo Warriorsでのライブです。メチャクチャ気合い入りまくりのギグで、新旧取り混ぜた内容となっています(当然ファンカ時代の曲も含む)。アースツアー位でしか、彼の切れまくりトランス状態のソロは聴けないので、ファンとしては必ず持っていたい1枚です(Bootsyの来日ライブビデオでは、完全にカットされちゃってましたもんね。)。値段は何と10ドルですよ。(送料抜き)


Dawn Silva  / All My Funky Friend
これまた、御本人のオフィシャルページより購入したもの。Brides Of Funkenstineのメンバー今も活動しているという一枚。一部の店頭や通販でも売っているようなのですが、このページから購入すると、知らないうちにファンクラブに入ってしまえるという優れもの?(私は、会員番号34番)。会員バッチ、フォト、Tシャツ等が付いてきます。さて、内容の方は、これが、FUNK色が濃いけど、最近のR&Bファンにも十分気に入っていただける内容。はっきり言って今年の新譜ではピカ一です。他のP-FUNK系アーチストの参加は無いですが、絶対、お薦め!(通販だと送料込みで30ドル)


Bernie Worrell  / Dis Is Wot Ya' Shudda'Had
今週からは、日本では売っていないレアものを紹介します。彼のオフィシャルページで購入出来るサンプリングCDです(他にもCDやグッツ有ります)。P-FUNKでは以前4枚組CDのやつが有りましたが、新録や未発表音源のため、イマイチでしたが、こっちは、有名曲のフレーズがそのまま収録されており、Bernie先生が自分の部屋で弾いているという錯覚をおこさせてくれる嬉しい1枚です。サンプリングCDというとDJが使うものを思われるかも知れませんが、これは音楽CDになっていて普通のCDプレイヤーでも聴けますのでご安心を。(99ドルと高めですが内容はイイです。)

                                                     Brass Construction  / Live
先週に引き続き、コレクタブルの編集によるライブ盤。個人的には、B.T.以上に好きなグループなのでした。このグループも他のファンクバンド同様、前期・後期で音の傾向変わっており特に後期の方は、この名前なのにそれほどホーンが活躍していないところが、なんともいかしてます。B.T.ほど知名度はないが、ノリは互角以上だと思っています。両方ともあまり出まわっていない盤なので、見つけたら買いです。だって、他では、ライブの音は聴けないのですから。

 

B.T.Express  / LIVE
先週、名古屋にあるB.T.cafeさんに行ってきました。その模様は、またアップしようと思っていますが、そのお店のオーナーの奥さんのお気に入りを紹介しましょう。ご察しのとおりそのお店の名前はこのグループから取られています。このグループは、前期・後期で音的には全然違うグループで、最近は後期が若者に人気がありダンクラのイベントには欠かせない状況ですが、私としては前期の荒っぽい演奏が好きなのです。で、今回紹介するこのアルバムは、97年発表の唯一のライブアルバム(録音は不明)。
選曲は、両方の曲から選ばれているのでどちらのファンにも楽しめます。


Jimi Hendrix  / Crash Landing
9月18日で亡くなってってから30年が経つそうである。黒人音楽に限らず現代の全ての音楽に影響を与えた偉人である。特に、ファンク・ギタリスト達には絶大な影響を及ぼしている。ただ、私は彼の作品をそれほど聴き込んではいない。アルバム毎に聴く私としては、実験的な曲が多いのでCDに手が伸びないのである。多分、そんな人も少なくないと思う。そんな方々には、このアルバム。死後の編集アルバムであるが、統一感もあり、ファンキーである。

 Space Cadets /  Da Bomb
先週のKIDDOに続いてP-FUNK軍団から登場。とはいえ正統派P印とは一味違ったファンクを聴かせてくれるSpace Cadetsです。Bernie Worrell, Jesse Rae, Kevin Jones, T.M.Stevens, Tyrone Lampkinなど強者が参加し、79年に発表されています。内容は、変態ファンク全開で非常に面白い。近ごろ再発されたCDには、未発表曲が7曲も収録されており、最近の曲ないしはミックスされたもののようだが、決してオリジナル盤の曲にも見劣りしていないのでこれらの曲を聴くだけでも十分価値がある。

                           

    KIDDO / KIDDO

今月は、再発見シリーズということで、久々に聴いてみて良かったものを紹介していく。今週は、訳あってKIDDOだ。(詳しくは、こちらで)これを買った当時はいわゆる P-FUNK風のドロドロないしは、ゴリゴリのFUNKしか受けつけなかったため、レコード棚で静かに眠っていたのであるが、再度聴き直していくとなかなかの出来である。特にDonnie Steringは、本来のベースではなく、ギターとボーカルに専念しているのだが、彼の歌も見逃せない。また、音作りも80年代FUNKとして十分カッコヨイのである。
P-FUNKと考えなければ好盤なのでお試しを。


 The Right Choice / The Right Choice 
Black Musicの停滞期の80年代後半に発表されているThe Right Choiceと言うグループの唯一のアルバム。メンフィス出身のグループでThe Main Attractionというファンクバンドが全身となっている。音のほうは、CAMEOっぽい作りで非常に好感が持てる。 FUNKもいいのであるが、特にスロー・ミディアムでのコーラスワークは秀逸である。
たまに、中古で激安で売っていることがあるので、見つけたら即、買いである。


 窪田 宏 / Hiroshi.K
キーボーデスト窪田 宏の1994年発表のアルバム。おそらくこのページに来られるかたは、この人を知らない人が多いのではと思うが、私もリンクさせていただいている EBATOさんに教えてもらうまで知らなかったのですが、非常に才能溢れる人です。
フュージョン系なのですが、テクは抜群。ノリも非常にファンキーです。日本一のキーボーデストでしょう。特にこのアルバムでは、村上’ポンタ’秀一もゲスト参加している3曲目の’5000 Watt Power’は圧巻です。
この人を教えていただいたEBATOさんには感謝感激です。


 NCCU / Super Trick
ほとんど、紹介されていないのかというレアな1枚。私も裏ジャケのなんかやってくれそうな顔が気に入り購入。プロデュースは、Donald Byrd。ホーンセクションを中心とした7人組。ゲストとして、Ernie Wattsが参加している。はっきりいって、1曲のバラードを除いては、全部FUNK。ホーン隊やベースが暴れ回り興奮しまくり。こういうのが有るので、ジャケ買いはやめられない。(はずすこともあるが・・・)あまり、出まわってはいないが、逆に安い今が買い時のまさにB-FUNKな一枚。お薦めです。

 Various Artists  / Soup Up
中野の100円セールで見つけた1枚。ジャケットがカッコイイので(ネットだと分かりずらいですが、)買ってしまいました(安いし)。95年当時のレコード会社の企画もので6組のファンキーなアマチュアバンドを2曲ずつ収録したもの。内容はなかなかの出来で日本にもこんなバンドが存在しているというのに心強い思えてきます。
 その6組を紹介しておきますと、’Parade’’Super Butter Dog’’Magoo Swim’’Flim-Flam’’Soul Rebel’’Little Big Bee’の6組。特に’Soul Rebel’が良かったです。
(ちなみに、全てがFUNKではないので、あしからず)


Hyper Groove 4
今回は、趣を変えて、MIDIデーター集の登場です。
このページを見にくる人たちは、知らない人が多いと思うのですが、これはアイデックスと言う会社が発売している人気のMIDIフレーズ集のシリーズなのですが、今回からMIDIだけでなく WAVEデーターも収録しています。
ここまで来ても、なぜ、このコーナーで紹介しているか判らないと思いますが、ここに収録されているベースのフレーズは、なんと、江川ほーじん先生が弾いているのでした。知らずに買ってきたのですが、その音は本物で、非常に使えます。これ一本でほーじん先生をグルーブに参加させることが出来ます。なんと、贅沢な・・・。でも、こんな副業している場合かな?


 George Duke  / Ferrow The Rainbow
こちらは、再びえぼ太さんに教えていただいたアルバム。George Dukeのというとこれまでは、完全にフュージョン・キーボーデストないしは、’Shine On’の人というイメージしかなかったのですが、このアルバム(1979年発表)は、めちゃくちゃファンキーです。特にB面は、ちょうど全盛期P-FUNKの影響をもろに受けており非常に楽しい。
ベースにByron Milller、パーカッションに若かりし日のSheila E.(表記は、Sheila Escovedo)が参加しています。この時代はほかにもファンキーなアルバムがあるようなのでチェックしていきたいと思います。


 Groove Grass101 / Groove Grass101
この陳腐な絵。ほとんど知らない人が多いのでは、と思うが、GROOVE GRASS101というバンジョーやドブロなどが入ったカントリーアルバムです。しかし、ここのコーナーに登場してくるのですからただのカントリーアルバムでは有りません。なんと、Bootsyが参加しているのです。それも、6曲にボーカル、スペースベース、それにドラムまで参加しているんです。レコーディングされたのは、1993年。この頃、Bootsyはいろんなジャンルのレコードに参加しているが、この取り合わせは、非常に面白く、他の中途半端なHIP-HOP系への参加アルバムより断然良かった。(つい最近の発見)


 Freefunk / Sampling CD
このアルバム。決して、レコード屋では、手に入らないのである。
7月22日、高円寺ショーボートに集まった人のみが手に入れることが出来る貴重品なのである。(なんと、
無料で配ってくれるそうである。)このCD、3曲とちょっとが収録されているがどれもいかしている。私が薦めるのだから間違いは無いのである(?)。 
とりあえず、私も行くので、皆、集まって欲しいと思う。
(遠方のかたは、ご相談ください。とりあえずメンバーに相談してみます)

 F.F.F. / Blast Culture
SFMPさんのリクエストにお答えして、F.F.F.です。フランスのホーンセクションも配した6人組のバンドで、フランス語でしっかりファンクしてます。これは、1991年に発表されたデビューアルバム。(ライブ盤のミニCDが付いたものも有りました。) George Clintonも参加した1曲目’New Funk Generation’は名曲です。(ちなみに、この曲のプロモーションビデオには、George本人も出演してます。) ほかにも、MudboneやClipも参加していて聴きどころ満載です。私が知っているのはこの1枚だけですが、他に知っているかたいらしゃいましたら、ご連絡を。


 FishBorn / The Psychotic Freiend Nuttwerx
FISHBONEの新譜である。既に解散してしまったと思っている人も多いかと思いますが(若い世代の方は、知らないかもしれないな?)、まだ、マイナーで頑張っております。この4年振りの新作では、久々に彼らのはつらつとした元気さが戻ってきている気がします。テンプスの’Shakey Ground’(Billy Bass , Flea , Chad Smithが参加)やスライの’Everybody Is A Star’(George Clinton, Rick Jamesが参加)もカバーしており聴きどころ十分。ROCKよりの作品が多くなり面白みが欠けていた彼らが、バランスがとれたいいアルバムに仕上げてくれた。


 The Dobblers / ザ・ダブラーズ登場!?
江川ほーじん先生と水野正敏氏のダブルベースによる新グループ「ザ・ダブラーズ」のデビュー作。このコンビでは、「ポートフォリオ」というグループ名でアルバムを2枚発表しているが、実験的な曲も多くイマイチというのが正直な感想であった。しかし今回ドラム東原力哉、キーボード青柳誠というメンバーとなり、全体的にFUNKよりの曲が多く聴きやすくなった。ほーじんの爆裂スラップと水野氏のフレットレスのコンビネーションも良くベーシストにはたまらない内容である。おまけとして、自分達による曲解説のMCが入っており、関西のお笑いも楽しめる(?)。


 大阪モノレール / What It Is...What It Was
最初の1枚は、日本のバンド。バンド名のとおり大阪を拠点として活動をしているFUNKバンド。JBのフォロアーのとして完璧なまでに雰囲気を醸し出してくれる。最近CDも発表しているので、是非お聞きいただきたい(ジャケも最高でしょ。)のですが、彼らの本領は、やっぱりライブ。音もすごいが、ボーカルの人の踊りも見所である。一度、見ておくべきであろう。




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