1999/5/1 AWB LIVE

 昨日、アヴェレージ・ホワイト・バンド(以下、AWBとします。)のコンサートに行ってきましたので、その報告をしたいと思います。

 AWBというとFUNKファンの間では興味をそそらない人が多いグループである。その原因は、ボーカルが白人のためソウルフルでないことが考えられ、その点が TOWER OF POWER との違いとなってくるのだが、演奏自体は非常にFUNKYである。特にドラムのSteve Ferrone (現在はセッションミュージシャンとして有名)のドラミングは最高である。

 今回の会場は、六本木に最近できた’Sweet Baisl 139’ライブハウス(というよりもカフェバーといった趣の場所でした。)で行われました。会場は非常にキレイなのですが、全席机が用意され、ステージ前にも踊る場所が無いのが残念でした。

 さて、演奏内容ですが、新旧の曲を取り混ぜてアンコールまで含めて1時間半と短めでしたが、満足でした。以外だったのは、新曲も結構良かったのは嬉しい限りでした。特に黒人ドラマー(前述のSteve Ferroneとは違います)のグルーブ感には脱帽です。

 私の大好きな曲 ’Cut The Cake ’のあとアンコールで ’Pick Up The Pieces’と’Let's Go Around Again’の2曲でステージは終了したのですが、メンバーがステージから降りたとたん拍手が止んだのにはビックリしました。P-FUNKなら会場のアナウンスの後でも鳴り止まないはずなのに・・・。

 それほど、期待していないライブだっただけに満足し、会場で販売していたニューCD(最新ライブ盤)とキャップを手に帰路につく私でした。



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