2013/5/17 DAZZBAND

 

 今回のライブは、DAZZBAND。

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 DAZZBANDというと、FUNKバンドのなかでは、曲調から非常にポップな印象があったため、それほど聴き込んでいないバンドでありました。

 また、1995年のレッツ・グルーブ’95という日比谷野外音楽堂で行われた伝説のイベント(ほかには、SOSバンド・GAP BAND・OHIO PLAYERSという豪華なラインナップ)以来。この時も、ZAPPが来れなくなったピンチヒッターということでの来日、しかも演奏時間が30分くらいであっさり終わったという印象しかなかったので、積極的にライブに行きたいとは考えていませんでした。

 ということで、約17年ぶりになりますが、FUNK仲間のHさんからお誘いがあるまでは、正直にいうとライブの2日前まで来日していることすら知らなかったのでした。

 ここ数年おきに来日していているようですが、今回のメンバーは、BOBBY HARRIS、SKIP MARTIN、そして、私の大好きなギターリストMARLON McCLAIN。他の3人はあまり有名ではないようです。(個人的にはNATHANIEL PHILLIPSも一緒に見たかった)

 当日、セカンドステージに間に合うように無理やり定時に退社をして、一旦帰宅ののち、CAMEO以来久しぶりのCOTTON CLUBへ。

 待合室はすでに大勢の人でごった返していた。正直こんなに人気があるんだとびっくり。1STステージを見ていたHさんのお陰で最前列をゲット。相席させていただいたのは女性2人組と男性1人、ともにFUNK好きの濃い人で、しばし歓談。特に私の隣の男性は、横浜ベイホール(?)でのGAPバンドのライブで0時過ぎても始まらなかったという伝説イベントに行っていたという強者でした。

 ライブが始まり、いきなりインストのJAZZFUNK(多分、PLEASUREのGETTOS OF THE MINDと思われる。)から始まったのですが、その時点で、前の方は総立ち。今回のお客さんはみんな濃い人ばかりである。

 バンドも6人編成という最少人数でありましたが、皆演奏が上手でしかも一体感がありました。SWOOPで一気にヒートアップ。その後もヒット曲の連続で、ただしスタジオ盤とはひと味違いFUNK色が濃い内容でした。やはり、PLEASURESHOCKと渡り歩いてきたMARLONの影響は大きいいですね。(派手なギターではないですが彼のリズム・ギターは最高にかっこ良かったです。)

 LET IT WHIPで一旦ステージから降りましたが、アンコールでGEORGE CLINTON絡みのAIN'T NUTHIN' BUT A JAM Y'ALLで終了。期待の10倍は楽しめたライブでした。


 終了後、サイン会場の列で並んでいるときは、BOBBYとSKIPの2名でサインをしていたのですが、ラッキーなことにちょうど私の順番が来た時にMARLONが登場して彼にもサインしてもらえました。ほんとに嬉しかったです!

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そして、写真まで(Hさんに感謝!)

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