思い起こせば、1年半前、ライブのビラをもらったのが全ての始まりだった。
その時は、俺もこんな素晴らしいイベントの一証人となることができるとは、夢にも思わなかった。
ALL FUNKANIZATION なんと素敵なネイミングだろうか。
「全てをファンクにしたる!」格好良すぎである。
最初にこの企画を知った時は、ほんとに大丈夫かと不安もよぎったものであるが、主催者であるTURKEYS-GANGのBOSSとFREEFUNKの桜谷くんの努力の結果が見事、実を結んだ。
夜7時から朝5時半までの長丁場。P-FUNKだって、3時間半が最高なのにその3倍・・・。
普段よりも短い出番ではあったが、出演者のほとんどが、素晴らしいパフォーマンスを見せ、合間のDJも私を唸らせてくれた。
客もはるばる遠方より来た人も多く、皆がこういうイベントを待っていたことを感じた。
特に朝まで残っていた人々は、体は疲れていたが、十分の満足感をみなぎらせていた。
このイベントに参加した人は、皆、すっかりFUNKANIZEされてしまった・・・。
これで、第1章 「東京ファンクの逆襲」は終わった。
あの時のビラは、いまでも私の宝物である。