2003/12/31 ORIGINAL P LIVE(3日目)

 遂にやってきましたライブ当日です。(いままでは、前置きです(笑))

    今日はのんびりと11時頃チェックアウト。こんな日でも、やっぱり午前中からレコ漁りです(笑)。
今日のターゲットは、アメ村と梅田方面です。
 まずは、「Boon Coon Records」へ。ここは、ほんとすばらしい品揃えなのですが、なにぶん値段が高いので、今回は特になし。このビル3階にあった「ARON Record」がなくなっていたのは、残念でした。なんか、東京でもそうなのですが最近、老舗のレコード屋さん次々と閉店しているようで残念でなりません。

 続いて、「キングコング stones 店」へ。
今回の旅は、ずっと天気も良く12月とは思えないほど暖かかったのですが、今日は、朝から雲行きがあやしかったのです。しかし、とうとう降り出してきました。時間つぶしもかねて広い店内をチェックしていましたが、これといってなし。
近くの「Riverside 大阪店」に寄ってみましたが、ハウス・トランスものの新譜ばかりなので1分で退場。

 次は、時間のたっぷり潰せそうな「 A-1 Record」まで雨に濡れながらダッシュ。ここは前から良くお世話になっているお店です。店の外にあるえさ箱を中心にチェック。

1.  Bar-kays / Do It      ¥980
2.  High Inergy / Hold On       ¥500 
3.  Pasadenas / Pasadenas          ¥500
4.  Plush / Brunin' Love          ¥300

1は、Bar-Kaysの12インチは、なぜか非常に高いので、ほとんど持っていないのですがこの値段なら買いです。2は、ディスココーラスグループなのですが、これが侮れません。このアルバムもメチャクチャかっこいいです。4は、80年代隠れFUNKの代表のようなグループの12インチです。

    続いて、雨もやんできたので、チョト離れた「Blue Soul 」へ。今回、ORIGINAL PのほかにHeavy Funk Systemのメンバーが参加するという年越しFUNKイベントにもお邪魔する予定だったので、ここに顔出しておけば、会場の場所とかの情報が得られると思っていたのですが、なんと、お休み。ビル全体がしまっていてどうすることも出来ず。断念したのですが、ここに立ち寄れなかったのが、致命的なミスとなるのでした・・・・。

 雨もだいぶ小振りになってきたので、気を取り直して「Afro Juice」へ。ここは大阪に来るたびに探していたお店なのですが、いつも見つけることが出来ずに、残念な思いをしまっていたのですが、今回、最新版のレコードマップに載っているので再度チャレンジです。で、ようやく見つけました。いまままでなぜ見つからなかったかというと、ビルの5階にあって、しかも通りに看板も置いていないため、いままで何度も通り過ぎているのですが、気が付かなかったのでした。(それにしてもなんで看板も出さないんだろう?)店内に入るとすごい在庫。さすがに私がずっと行きたかったブラック専門店です出てくる出てくる、全然見た事も無いような12インチとかが・・・。
あまりにマイナーすぎて怖くて手が出せない状況でした。(値段も高めだったので)
次回着たときは、もうちょっと金に余裕のあるときにじっくり見たいと思ったので、何も買わずに店を出ました。

    午後3時を過ぎたので、御堂筋線で梅田へ移動。
まずは、「キングコング梅田店」へ。
ここも意外な掘り出しものが結構ひっそりとおいてあるのですが、これはというものは無し。(もうこの時点では、帰りの荷物のことも考え、スペシャルなアイテム以外は買わない元気はありませんでした。)
   「 フォーエバー3」も特になし。向かいの「Disk JJ梅田店」に見つけましたスペシャルアイテムを。


Redds & The Boys / Movin' & Groovin' ¥1200

なんでいまさらこんなのをと思う方もいるかもしれませんが、これはプロモ盤でレコード番号が   なのです。
もう病気ですね(笑)

    「VIC」は完全にクラッシック専門だったので即退場。LPコーナーも探したのですが、見つからず。きっと閉店したのですかね。そんな中、レコードマップには載っていないCD屋を発見したので入ってみる。「Disc Pier」というお店で新譜中心で一角に中古もひっそり置いているという感じのお店で、こういうところがいいものがおいてあるんだよなと思っていたら、この2枚が気になったので購入。

1.  George Porter Jr. / Funk This    ¥700
2.  B.G. The Prince Of Rap / Stomp  ¥200

1は、METERSのベーシストの96発売のCD。こんなの知らなかったです。内容もまずまずといったところでしょうか。
2は、ドイツのラッパーで、クイシー・ジョーンズの名曲のカバーですが、まずまずの出来です。


 会場の「BULE NOTE大阪」
へ向かう途中、新大阪駅の地下街によったのですが、大晦日ということで6時だったのにもかかわらず、すべてのお店が閉まっていました・・・・。レコード屋だけでなく食い物屋も全滅でした。しょうがないので一旦会場に向かうことに。記憶を頼りに向かうとありましたBULENOTE。



ちゃんと看板にもORIGINAL Pの写真が・・・。

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 良かったほんとに来たのねと安心してしまいました(笑)。驚いたのは、まだ、会場から4時間もあるのにもうすでに待っている人が・・・。上には上がいるもんですね(あとで聞いたら6時間待ちとのこと。ほんと恐れ入ります。)


    すでにリハ中で音がこぼれてきていたので、会場外での接触は無理だなとあきらめました。整理番号とかは配られないみたいなので一旦食事をするために会場を離れ、タワーレコードに寄ったあと、定食屋を探したのですが、どこも開いてないのでしょうがなく松屋へ。腹ごしらえも終わり8時ころ会場へ。それでも2時間待ち・・・。でも、その頃には5組ほど待っていました。
(すごい。)

    でCDウォークマンでGo-Goものを聴きながらまっていると会場の10時ころにはそのビルの待機場所の1階フロアーは溢れんばかりのひと。約100人くらいはいたんじゃないでしょうか。こんなに集まると思っていなかったので驚きでした。


そして、ほぼ時間どおりに会場したらなんと一番前の席が開いているとのこと。それじゃ「喜んでと!」ほんとにまん前の席に着席。ステージ上とテーブルが接しているし、フェンスなんかもないし、ステージも50センチ位しか高さもない状況だったのでほとんど、ステージ上って感じでした。なので、逆に他のお客さんが盛り上がらなくて座っていたら、俺邪魔になっちゃうかななんて心配してしまいました。

 そうこうしていると女性が一人で私のテーブルに相席になりました。で、ご挨拶していくとお店の人がその女性と親しげにお話しているのでした。なんか常連さんなのかな?と思いながら「東京からやってきました」なんて話をしていると向こうも驚いたのか、いろいろな話で盛り上がったのでした。そのあと、他に1人で来ていたバンドやっているという若いギタリストと3人でいろいろ話しました。私の名刺はお渡ししたのですが、あえて名前など聞かなかったのですが、こんな繋がりもいいかなと思ってしまいました。

 そうこうしていると、メンバー登場。チラシを見ていて知らない名前ばかりでしたが、ボーカルの3人以外は、やっぱり知りませんでした。ライブ開始、1曲目は、night という意外な選曲。メインの3人が出てきたときは、もう私は立ち上がってしまったのですが、周りも大騒ぎでした。演奏として正直上手とはいえないものでしたが、いまだにライブをやっていてしかも来日するってことだけで満足でした。少なくても、Fuzzyのマイクパフォーマンスも見れましたし、Ray Davisの低音も拝むことが出来ただけでもうれしい限りです。(まあ、George Clintonよりは声が出ているんでいいんではないでしょうか。)
 ちょっと残念だったのは、ほとんどがP-FUNKの名曲のオンパレードだったのですが、Atomic DogとOne Nation Under The Grooveをやっていたのです。「この2曲は、あんたら係わっていないだろが・・・」と思ってしまいました。まあ、Ray Davisが参加しているので良しとするが、George Clintonに反旗を翻した中心人物のFUZZYがリーダーとしてやっているのであれば、80年に入ってからの曲はやらないでほしかったです。といっておきながら、ATOMIC DOGのところで客をステージに上げたのですが、相席の年上の女性がステージ上に上がってしまい、その女性が手招きをするので、しっかりステージ上に上がって踊ってしまいました。

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 一旦ステージが終わり、いよいよカウントダウンです。クラッカーとシャンパンで乾杯で新年を迎えました。その後1曲新曲をやって終わり。2ステージがあるので、アンコール無しで終わりました。結局1時間ちょっとのライブは私だけでなくみんなものたりなっかのではないでしょうか。このグループの実体をわかっていない人(私と相席したギタリストもそうでした)だと、本家と同じようにダラダラやるんだと思っていたんじゃないでしょうか。
まあ、何はともあれ、一抹の不安があったORIGINAL Pも無事終わって良かったって感じです。

 サイン会なども無くチェックアウトした私ですが、次に心斎橋へ移動。そう、今日は大晦日なので、地下鉄は動いているんですね。

 で、年越しFUNKイベントが行われるバーカロカロへ向かったのですが、ここからが最悪。なんとPDAに会場の地図を入れたはずなのですが、操作ミスで入っていなく、場所がわかりません・・・。知り合いのAKIM氏の携帯の番号も知らないので、前日に本屋で見ていた飲み屋さんマップの地図の記憶を頼りに探したのですが見つからず・・・。

    見知らぬ土地でこんな状況のときは、だいたいコンビニに立ち寄って住宅地図を見ながら探し当てるというのが、私の行動パターンなのですが、大阪のコンビニはなぜか地図類はすべてビニールカバーがかかっていて中が見れないようになっているんです。他の雑誌とかはそんなことしていないのにと思いながらも、しょうがないので、しばらく歩いて探しまくったのです。結局2時間探したのですが、さすがに寒くなってきて、足も棒のようになってしまったので、あきらめたのでした。帰って来てから確認したら、心斎橋駅の東側を探していたのですが、西側でした・・・・・。反省会だけでも出たかったな~(反省だらけの私です。関係者の皆様、ご心配おかけしました。)

ほんと、2004年の出だしから早速つまづいてしまいました。

携帯嫌いの私ですが、今回ばかりは、本気で携帯買おうと思いました・・・。


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