2001/5/20 DREK K SHORT LIVE

 今日は、久々にプロのライブである。その人の名は、DEREK K SHORTである。

 東京の人なら新宿や渋谷での路上パフォーマンスで見かけたことがある方もいらしゃるでしょう。

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 彼は、CDも4枚ほど発表しており(特に4枚めはゲストにP-FUNKのメンバーや有名どころが参加しておりお薦めです。左写真)、BASSも非常に上手いのであるが、ストリートではさすがに、客受けがいいようにメジャーな曲のカバーばかりなので、一度、彼の本当のステージを見てみたいと常々おもっていたところであった。今回、FREEFUNKのトランペットATCHIから急遽ライブ告知の連絡を受け、期待に胸を踊らせるのであった。

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 ライブの当日は、会場に行く前に、買い換えようと思っていたPDAを探しに、昼過ぎに秋葉原へ向かう。普通はPDAというとスケジュール管理などをするのがメインになってくるのだが、私の場合、スケジュールなんかは、皆のライブの日程位しか入っていないが、現在作成中のFUNK LPリストをエクセルファイルで入れて、間違って同じLPを買わないようにチェックするためなのである。(最近物忘れが激しくてね・・・・笑)
 私の標的は、ドコモのG-FORTである。IPAQという非常に魅力的商品が出たばかりだが、以前、中古屋で30,000円見かけたので、この機種に決定したのだが、今日は、先日見かけた中古屋では見つからず、数店探したが、やはり無かった。時間が無くなりそうなので、ここに無かったらあきらめようと入った○○マップに入ると、そこには3台も置いていた。(もっと早くくれば良かった!)32,000円だったが、良しとして購入。

   秋葉原を出たのが、開演時間、間近になってしまい。あせって会場に向かったがこれが失敗。溜池山王というのは、私が降りたことのない駅であったが、地図を持っていたの安心していたのだが、そこから歩いても歩いても、道を間違えたのかなかなか着かない。案の定、霞ヶ関駅まで戻ってきてしまったのだ。完璧に逆走(あー恥ずかしい)。無駄な電車にのり、赤坂駅に着いたのは、結局40分遅れになってしまった。

 会場につ着き、さすがに演奏は始まっていたが、1曲目が終わるところでということなので被害は少なく、とりあえず一安心。友達の奥山くんを見つけ、同じテーブルへ。

 演奏のほうなんだが、これがすごかった。名目はDEREKの誕生日パーティーのはずなのだが・・・・。彼のプレイが耳に入ってこない。何故かというとそれは、PAUL JACKSONがツインベースとして参加しているのでした。ほんと、びびりました。ベーシストでこんなにびびったのは、BOOTSY COLLINS以来です。なにせ、普通に考えるとGROOVEというものは、音の繰り返しでノリが出てくるはずなのだが、彼は1音ならしただけなのに、きっちりグルーブしているのですよ。音量も確かにでかいがそれ以上の何かがある音であった。圧巻だったのは、途中、皆でアカペラで、‘HAPPY BIRTHDAY’を歌ったていたところ、いきなり乱入。あんなかっこいいFUNKYな‘HAPPY BIRTHDAY’は聞いたことが無いのであった。

 実はAtchiもこのバンドに参加していて、FREEFUNKでは聴くことができない哀愁のフレーズを吹きまくっていたのが、印象的だった。ただ、Atchiも含めて他のメンバーがずーっとDerekを見ながら恐る恐る演奏していたのが印象的だったが、PAUL JACKSONだけはマイペースであった。(笑)
後半にはいるとゲストが入り、「日本語ブルース」 などの反則技も交え進み大団円を迎えた。(後半は正直言うとあまり覚えていないんだな)

 終了後、奥山くんとため息ついていると、Atchiの紹介で、Drekと話しもできたし、Paul Jacksonにはサインまでしてもらった。(宝物!ちょっとみにくいが、右写真)

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 最高の気分で会場を後にした。

 誰の誕生日か解らないライブだったが、たまにはこんなのあってもいいかな。

最後に、Atchiありがとうね。



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